京都のアニメ制作会社で、34人が死亡した放火殺人事件。
警察が、容疑者の自宅アパートの捜索を行った。
そこで押収されたものは...?
京都アニメーションへの放火と殺人の疑いが持たれている、青葉真司容疑者(41)。
その自宅への捜索で開けられた扉の内側には、1枚の貼り紙が。
青葉容疑者が貼ったものとみられる。
1時間後、段ボールとともに押収されたのは。
捜査員が3人がかりで運び出したのは、長さ2メートルほどの黒い筒のようなもの。
よく見てみると、割れているように見える。
これらは通称「キャノン」と呼ばれる業務用の巨大スピーカーとみられ、低音部を専門に再生するもの。
青葉容疑者と同じアパートの住民は「曲名はわからないけど、同じようなものをずっと繰り返しガンガンかけていた。なんか、ゲーム音みたいな」と話した。
近所の住民と騒音トラブルを繰り返していた青葉容疑者。
実は7年前、茨城・常総市のアパートに住んでいた当時も、たびたび騒音トラブルを起こしていた。
当時の契約書類に残る、青葉容疑者の直筆サイン。
青葉容疑者が退去した部屋には、異様な光景が広がっていたという。
2012年に青葉容疑者が住んだアパートの管理人は「(壁が破壊されていたというのは、どういう状況?)ハンマーのようなものによって大きく割れている状況が2カ所くらい。ハンマーは投げ捨てられていました。中をぐちゃぐちゃに壊して出て行った」と話した。
部屋を壊して出て行ったという青葉容疑者。
26日に押収されたスピーカーも、自分で壊したのか。
事件が起きたあの日、現場に最も早く到着した消防隊員が26日、会見を行い、時折、目に涙を浮かべながら当時の状況を明かした。
現場に最も早く到着した指揮隊長(57)は「当初は火、煙で内部に進入しての消火活動が非常に困難な状況」、「今回いろいろ報道されてる中でやはり、やりきれない」と話した。
その京都市では、事件で犠牲になった石田奈央美さんの告別式が、しめやかに行われた。
石田さんは京都アニメーションの代表作「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」などで、色彩設計を担当していた。
参列者は「エンドロールで彼女の名前が出たりするとうれしくて、まだ一緒に遊びたかったなって思ってます」と話した。
2019-07-26 08:28:00Z
https://www.fnn.jp/posts/00421454CX/201907261728_CX_CX
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