香港の航空当局が12日午後、香港国際空港の発着便の全便欠航を決めたことで香港路線を運航する日本の航空会社にも欠航や運航見合わせなどの影響が広がった。
日本航空(JAL)によると、乗客204人が搭乗予定だった午後6時10分成田発香港行きJAL735便が12日中の運航を取りやめた。ただ、同便は13日以降に遅れて運航する可能性もあるため12日20時現在も欠航とはしていない。
JALは羽田―香港、成田―香港をそれぞれ1日1往復運航している。赤坂祐二社長は「香港は影響が深刻だ。一日も一刻も早くオープンしてほしい」と述べた。
全日本空輸(ANA)は174人が搭乗予定の午後6時25分成田発香港行きANA811便と180人が搭乗予定の13日午前0時55分羽田発香港行きの便について欠航を決めた。
今後については「香港の空港側からはこの2便以外に影響があるという連絡は来ていない」(ANA)とし、13日朝以降の便は平常通り運航する前提で準備を進めているという。
2019-08-12 12:06:00Z
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48489360S9A810C1000000/
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