18日午前6時45分頃、東京都中野区の東京警察病院で、窃盗容疑で逮捕された後、負傷のため入院していた韓国籍の60歳代の男が逃走した。トイレに行き、警察官が目を離した隙に逃げたという。警視庁中野署が男の行方を追っている。
中野署幹部によると、男は13日午後、開店前の中野区の飲食店から現金を盗んだとして窃盗容疑で同署に現行犯逮捕された。男は店主に追いかけられた際に階段から転倒し、あばら骨と鎖骨を骨折。治療のため、いったん釈放され、同病院に入院していた。同署は22日の退院を待って、窃盗容疑で逮捕する予定だった。
病院には男が逃走しないよう警察官が配置されていた。男が5階のトイレに行った際もついていたが、トイレの前を数十秒間離れた隙に男が逃げたという。病院付近の防犯カメラにはその後、JR中野駅方面に向かうバスに乗る男の姿が映っていた。
男は身長約1メートル80で、白色のTシャツに青色の半ズボン姿。凶器は持っていなかったとみられる。警視庁は、男がバスや電車を乗り継いで逃走した可能性があるとみて行方を追っている。
同署の海老原尋副署長は「逃走した容疑者の早期検挙に向けて最善を尽くします」とコメントした。
2019-08-18 11:34:00Z
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190818-OYT1T50193/
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