【ニューヨーク＝小林泰明】米ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）は２７日、家庭用電球などの照明事業をスマートホーム事業を手がける米サバント・システムズに売却すると発表した。照明事業は、トーマス・エジソンが発明した実用的な白熱電球を起源とするＧＥの原点だが、業績不振による事業縮小のため、数年前から売却を検討していた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（電子版）によると、売却額は約２億５０００万ドル（約２７０億円）。２０２０年半ばに売却を完了する。サバントがＧＥブランドを使うライセンス契約を結ぶという。
ＧＥのローレンス・カルプ最高経営責任者（ＣＥＯ）は２７日の声明で、「この取引は特定の事業に集中した会社にするための重要な一歩だ。エジソンのルーツを生かし、中核のインフラ技術を進化させ続ける」と述べた。
ＧＥは新型コロナウイルス感染拡大の影響で主力の航空機事業が苦境に立たされ、大規模な人員削減を打ち出している。
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May 28, 2020 at 12:15PM
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エジソン発明の白熱電球が起源、照明事業を売却…コロナで苦境のＧＥ - 読売新聞
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