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Tuesday, June 30, 2020

羽鳥モーニングショーから消えた「岡田晴恵教授」 第2ステージはタレント文化人? - goo.ne.jp

“コロナの女王”と呼ばれた白鴎大学の岡田晴恵教授が、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)から姿を消した。6月19日を最後に、1週間以上、その姿を見ることはなかった。コロナ報道で同番組を盛り上げた一番の功労者は彼女だろう。民放のバラエティ班スタッフは、いよいよ岡田教授も第2ステージ突入か!とその動向を注目しているそうだ。

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 もっとも、岡田教授が「モーニングショー」に出演していないからといって、彼女にお目にかかれなくなったわけではない。6月22日、25日、26日とTBSの夕方の報道番組「Nスタ」には出演してる。民放局のバラエティ班スタッフは言う。

「緊急事態宣言は解除され、いまや他県への移動も解除されましたからね。『モーニングショー』も最初から最後までコロナネタばかりではいかなくなり、他の話題を扱うようになっています。岡田さんは『モーニングショー』と『ひるおび』(TBS)のハシゴはもちろん、1日5本掛け持ちしたこともありましたからね。これでホッと一息ついていることでしょう」

 彼女のどこが、それほどウケたのだろう。

「『モーニングショー』でいえば、もともとイケメンの羽鳥アナで主婦ウケしていた番組でした。そこへ玉川徹さんはじめ、青木理さん、石原良純さん、長嶋一茂さん、高木美保さん、吉永みち子さんといった一癖あるコメンテーターと羽鳥アナのバランスが良かったんでしょう。そこに新型コロナという国民最大の関心事が登場し、番組はコロナ一色となり視聴率はアップしました。その立役者こそ、岡田教授です。主婦ウケする番組に、女性の専門家ということで、同性目線で、わかりやすくコロナを解説したことが良かったのでしょう」(同)

 そんな「モーニングショー」に出演しなくなったのだ。

「週明けの29日には、リモート出演だったコメンテーターたちもスタジオに集まり、通常の収録に戻りましたが、そこにも岡田さんの姿はありませんでした。本業である大学の仕事もありますからね。少しはコロナ禍以前の生活に戻っているのかも。それに情報番組に疲れた感じもありましたから」(同)

 毎日出演を続けていたからだろうか?

「体力的なものもあるでしょうが、最近は彼女から弱気な発言が目立つようになっていました。18日の放送では『心が折れそう』、19日には『心が痛い』と、か細い声で言っていました。あれだけ連日、PCR検査の必要性を訴えていた彼女にしては珍しいと思っていたら、翌週から姿を消してしまいました」(同)

 改めて言うと、18日の発言は、飲食店なども経営難に陥る中、コロナ第2波への政策が国民に提示されないことに関してのものだった。

岡田:たぶんみなさんも、心折れそうだと思うんですけれど、実は一番心折れそうなのは、私かもしれない……。

 19日の放送では、陽性者は治療に、陰性者は経済を回すべき、と主張する中での発言だった。

岡田:陽性者は隔離をしていただいて医療につなげましょう。陰性者の人は堂々と経済をいただきましょうと。こういう21世紀型でないと、昨日の飲食店の話もありましたよね、心痛いんですよ……。

さんま抗体は持っている

「かなり疲れのようでしょ。『心が折れそう』発言を批判的に取り上げた報道もありましたが、彼女の発言も叩かれることが増えてきましたからね。そんな中、バラエティ班のスタッフたちの間では、彼女が第2ステージにいつ進むのかが気になっています」(同)

 大学に戻るだけではないのだろうか。

「あれほど数字も持っている彼女を、放っておくはずがないじゃないですか。タレント文化人枠での出演を期待する声は多いんですよ。特にバラエティ番組に出演してもらいたいですね。まずは『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ)に出てもらえると、他の番組も声をかけやすくなるんですけど」(同)

 とはいえ、本人がタレント文化人を望むだろうか。ましてや「さんま御殿」なんて。

「どの局のバラエティ班も狙っていると思いますよ。コロナ第2波があるのかもしれませんが、ぼくらは彼女に期待してます。もちろん彼女も、それを嫌っているわけではないと思います。何しろ今年2月、まだコロナがそれほど問題になっていない頃ですが、明石家さんまさんの『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)も出演済みですからね。さんまさんに『オレの晴恵』、『晴恵〜』と呼ばれて、まんざらでもなさそうでした。つまりバラエティ、さんまさんへの“抗体”は、すでにある。次は間違いなく『さんま御殿』でしょう」(同)

 彼女は「ホンマでっか」に出演した際、「これから日本で新型コロナウイルスが広がって、4月をピークに流行する」と予言していた。とはいえ、「さんま御殿」で求められるのは、そういったトークではない。

「だからこそ、多くのテレビマンは『さんま御殿』に注目しているのです。さんまさんが彼女からどういったトークを引き出すか、そして彼女はどんなネタを持っているのか、キャラ付けもされるはずです。今後はコロナをテーマにした回もあるでしょう。“コロナで人生が変わった”“自粛生活”なんてテーマだって考えられる。もちろん、それを見た視聴者の反応が最も重要です」(同)

 報道や情報番組で、コロナ第2波の危険を訴える一方で、バラエティ番組では爆笑トーク……なんてことになったら、それこそ炎上することは必至だろう。

「出演する時期は重要ですね。コロナが一段落してからが一番良いのですが、いつになるか。でも、岡田教授自身、コロナウイルスは『高温多湿と紫外線が大っ嫌い』と仰ってたじゃないですか。この夏に出演してもらえると良いんだけどなあ」(同)

 もうじき文化人タレントとしての才能が試される時が来る?

週刊新潮WEB取材班

2020年7月1日 掲載

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