愛媛県新居浜市の県総合科学博物館のサイエンスショー「うんちをつくろう 消化の仕組みを学ぶ」が人気だ。7月11日から10月4日までの土日曜と祝日に1日2回開き、定員約30人。お盆休みには多くの家族連れが集まり、1日4回に増やした。体をつくるために欠かせない「うんち」の役割に真正面から向き合う企画。「食育のために」と教師や栄養士も訪れている。【松倉展人】
「うんこ」を例題に取り込んで国語や算数、英語を学ぶ「うんこドリル」シリーズ(文響社)が累計800万部の売れ行きを示していることでも分かるように、「うんち」「うんこ」は子どもたちには不思議な引力を持つ言葉。消化の仕組み、排せつの大切さを知るため、ぜひ“主役”になってもらおうと、館は半年がかりで約25分間のサイエンスショーを準備した。
トーストやゆでたまごで再現
ショーでは食べ物が体の中で消化される様子を再現するため、まずトーストやゆでたまごなどをまな板の上で刻み、ミキサーへ。「唾液」「胃液」「胆汁」を模した液体を加えてかくはんする。唾液にある酵素アミラーゼはでんぷんを糖に分解する▽胃液は強い酸性があり、酵素ペプシンがたんぱく質を分解する▽脂肪を分解する胆汁は赤茶色で、うんちの色の基になっている――と順を追って説明し、クイズを交える。
「小腸の長さクイズ」は①1~2メートル②5~6メートル③9~10メートル。さてどれか。案内役の学芸員がエプロンに折りたたんでつけている布製の小腸模型は、実物とほぼ同じ長さ。ショーの現場で伸ばしてみて、正解が納得できるように工夫している。
大腸から出てくる「うんち」に模した塊をブタの腸に詰め、塩漬けして水分を吸収した状態を見てもらうなど、食べてから排せつまでの24時間を忠実に再現。「大腸では水分が吸収されるほか、発酵もあります。発酵で出るガスは?」と問いかけると、ほとんどの子どもたちは「おなら」と正解する。おならの臭いを再現した香水をかいでもらうなど、好奇心に応える工夫も多い。
「自分の体を知ることにも」
「体の状態を知るバロメーターでもあるうんち。自分の体を知ることにもつながります」。進(しん)悦子・専門学芸員は楽しい学びの場を演出していきたいという。
開演は土日と祝日の午後1時と3時。常設展観覧料(高校生以上520円、中学生以下無料)で参加できる。同館(0897・40・4100)。
ちなみに前述のクイズの答えは②
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September 11, 2020 at 12:57PM
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