米共和党のトランプ大統領(74)は29日、11月の大統領選に向けた候補者による第1回テレビ討論会で、新型コロナウイルスの感染拡大について「中国のせいだ。(中国からの渡航を早期に制限していなかったら)何百万人が亡くなっていただろう」と述べた。
一方、民主党候補のバイデン前副大統領(77)は「トランプ氏には何の計画もない。致命的なものだと知っていたのに、トランプ氏はパニックになった」と指摘した。討論会はトランプ氏とバイデン氏の初の直接対決。中西部オハイオ州クリーブランドで開かれた。【ワシントン鈴木一生】
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