2020年11月03日10時26分
【ベルリン時事】オーストリア・ウィーン中心部で2日午後8時(日本時間3日午前4時)ごろ、少なくとも6カ所で銃撃があり、1人が死亡、警察官1人を含む15人が負傷した。また、容疑者1人が警察官に射殺され、少なくとももう1人が逃走中という。クルツ首相は公共放送ORFで、「明白なテロだ」と断言した。
在オーストリア日本大使館によると、日本人が被害に遭ったとの情報は確認されていない。
クルツ氏は「まだ捜索は続いている」と語り、市民に絶対に外出しないよう呼び掛けた。地元メディアによると、近隣にはシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)があるが、標的にされたかは不明という。
オーストリアは3日から、新型コロナウイルスの感染拡大阻止のため、夜間の外出制限や、飲食店閉鎖などのロックダウン(都市封鎖)措置が取られることになっている。現場は多くの観光名所や飲食店が集まる旧市街。2日は「当面、夜の生活を楽しめる最後の機会」と多くの人が出歩いていたもようだ。
事件を受け、テロが最近続いたフランスのマクロン大統領はツイッターで「衝撃と悲しみを分かち合う」と連帯を呼び掛けた。「われわれは屈しない」と訴え、暴力と対決する意志を強調した。
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