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Saturday, February 13, 2021

飛び立て新人トレーナー 伊豆・三津シーパラ、夢舞台へ猛特訓|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞

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2頭のバンドウイルカと訓練に励む伊藤さん=沼津市内浦長浜の伊豆・三津シーパラダイス

 沼津市内浦長浜の伊豆・三津シーパラダイスで、昨年1月に入社した新人トレーナーがイルカの水中ショーのデビューに向け訓練を重ねている。新型コロナウイルスが収束して満員の観衆の前で、2頭のバンドウイルカとともに演技を披露する日を目指す。
 訓練に励むのは伊藤結香さん(21)=湖西市出身=。子どもの頃から海獣が好きで、あこがれの水族館に就職し、最初の配属先はイルカショーの担当チームに。「ショーを通して海獣の魅力を伝えたい」と夢の実現に向けて意気込んだ。チームの一員としてショーの司会や餌やりなどを通して経験を重ね、昨年9月からは小型のカマイルカに指示を出すまでになった。
 現在は、同館のショーのメインである2頭のバンドウイルカと行う水中演技の成功に挑んでいる。相棒のイルカ「スダチ」と「カボス」はともに22歳の雌で、ショー歴20年ほどの大ベテラン。昨年12月からショーの合間や閉館後の時間を使って訓練に臨む。通常は1日3回のショーをこなすことになるため、ランニングをして体力づくりにも取り組む。
 ただ、水中演技はイルカたちに水中から押し出してもらって跳び上がる大技で、息が合わないと決まらず、苦戦する日々が続いている。ショーチーム責任者で指導に当たる唐沢勇さん(46)は「(伊藤さんは)のみ込みが早く期待している。2頭は新人の指示になかなか従わないこともあるが、少しずつ信頼関係を築いてほしい」と見守る。
 緊急事態宣言発令を受け、平日が休業となったため、訓練に使える時間は増えたという。伊藤さんは「時間ができたことをチャンスと捉え、技を磨いて自身の成長につなげたい」と前を向いた。
 デビューは4月ごろを予定している。

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