長城汽車(GWM)は4月19日、中国で開幕した上海モーターショー2021において、「ORA」ブランドの新型EV『パンクキャット』をワールドプレミアした。
長城汽車は現在、タイ、ロシア、インドなどに工場を保有している。また、世界60か国以上で500以上のディーラーによる販売ネットワークを確立し、ロシア、オーストラリア、南アフリカ、中南米、中東の主要都市でコアとなるビジネス地区をカバー。海外市場で70万台以上の車を販売してきた。
長城汽車は傘下に、HAVAL、WEY、ORA、GWM PICKUP、TANKの5ブランドを擁する。このうち、ORAブランドが上海モーターショー2021で初公開したのが、新型EVのパンクキャットだ。
このパンクキャット、メディアの間で、フォルクスワーゲン『ビートル』に似ていると話題になった。オリジナルのビートルの直系モデルとなる『ザ・ビートル』は2011年春、上海モーターショー2011でワールドプレミアを飾った(2019年7月に生産終了)。今回、上海モーターショー2021において、10年ぶりにザ・ビートルが復活デビューか、と注目されたのだ。
丸型ヘッドライトやボリュームのあるフェンダーに、フォルクスワーゲンとの共通点が見いだせるパンクキャット。ただし、ボディが4ドアとなっている点は、フォルクスワーゲンとの違いだ。長城汽車ORAの新型EV、パンクキャット(上海モーターショー2021)
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