東京五輪の開会式で国歌を独唱した歌手・MISIAのレインボーカラーのドレスを手がけたトモ・コイズミの2022年新作コレクションショーが7月13日、京都・二条城の日本庭園を舞台に開かれた。目玉は、京都の老舗織元とのコラボレーション。代名詞のカラフルなラッフル(ひだ飾り)に伝統産業や仏教美術の意匠を取り入れ、夏の夜を幻想的に演出した。
19年のニューヨークでのショーを境に一躍、トモ・コイズミの名は世界に知られた。国内2度目の開催となったこの日のショーでも、年齢やジェンダーも多様なモデルたちが、色とりどりのドレスをまとって登場した。
「職人的なものに憧れがある」とデザイナーの小泉智貴(ともたか)。今回発表した全23点のうち3点では、西陣織の帯をドレスの腰に巻いたり、ケープのように肩を覆ったり。帯の原形を保ちつつ、「あまり和風、洋風とは考えず、既成概念にとらわれることなく新しい視点で作った」と言う。
重なって増殖していくかのよ…
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