タレントの東野幸治(55)が28日、MCを務めるフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。ワイドショーの在り方についてコメントした。
俳優の香川照之による高級クラブのホステス女性への性加害疑惑を取り上げる中、そもそもニュースとして取り扱うべきなのかというテーマでトークが発展。取り上げなければ忖度のように見えてしまう、性加害がこれ以上起こらないようにするための抑止力となるなどの意見が出た。
東野は「少し話はずれてしまうんですけど、本番前に(芸能リポーターの)長谷川(まさ子)さんと話してて、ワイドショーの在り方っていうか。例えばryuchellが離婚と聞いて、え、何があったの?って思うわけじゃないですか。これが20、30年前だったら何があったのって押しかけてつつく。でもこの時代、そういうふうな家族の在り方もあるし、我々がとやかく言うことないってなったら、香川さんの件も言うことはないってなったら、一方でワイドショーってなんなのと。この番組は必要ないんじゃないかと。時代はそうなってきているんだなっていう話をしていて。これは難しい」と述べた。
コメンテーターのウエンツ瑛士は、香川による性加害を受けた女性がPTSDを患ったという報道に触れ「これだけ自分のことが報じられて、僕も含めたコメンテーターの人がテレビで言っているというのを聞くのは、またそういう気持ちを再燃させてしまうんじゃないかなっていう不安は持っておいた方がいいんじゃないかという気がします」と、番組で取り上げること自体も一考するべきだと考えを語った。
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