WOWOWオリジナルミュージカルコメディ「福田雄一×井上芳雄『グリーン&ブラックス』#69」が、12月30日にWOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信される。
年内最後の放送となる今回は、“ミュージックショー拡大版”として、
浦井と加藤は、来年出演するミュージカル「キングアーサー」より、それぞれ「私は立ち上がる」「奪われた光」を披露。アーサー王役の浦井は「フレンチロックが流れるなか、ダンスや殺陣のシーンもふんだんにショーアップされているので、親しみやすい作品になると思います。グリブラでお楽しみいただいた後は、ぜひとも劇場でまた違った『キングアーサー』の世界を楽しんでいただけたら嬉しいです」、メレアガン役の加藤は「メレアガンは悪役ではありますが、彼なりの正義、信念を持っていて悲しい役でもあります。これまで自分が信じて来たものが急に全部崩れ落ちた悲しさ、悔しさ……、そんな彼の心情を思って聴いていただけたら」と述べた。
甲斐は、ミュージカル「ネクスト・トゥ・ノーマル」より「I'm Alive」を歌唱。今年上演された版で主人公・ダイアナの息子・ゲイブ役を演じた甲斐は「バンド演奏が生きる曲調なので、バンドの皆さんに助けられながら、そこに乗っていく感じで歌えたと思います。ご覧になる皆さんの中にも、この歌を聴いて、あの時、劇場で観たなーと思い出してくださる方がいらっしゃったら嬉しいですね」と語る。柿澤は、2018年に自身が主演を務めたミュージカル「シティ・オブ・エンジェルズ」より「Funny」を歌う。柿澤は「今回、グリブラで初めてのオーケストラバージョンだそうで、僕には似合わないとても豪華な編成で歌わせていただきました。本当にありがたいなと思います。大貫さんの素敵なピアノ、そしてこの豪華な弦楽四重奏をぜひ楽しんでいただきたい」と述べた。
昆はミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」より「どこかにある緑に囲まれた場所」を披露。「大貫さんとバンドの皆さんの素晴らしい演奏とともに、自分自身が楽しんで歌わせていただけたなと思います。ただ、この曲を歌うオードリーはスラム街から出られない女の子なんですよね。今回は夢夢しく歌ってしまいましたが(笑)、本来はせつなさも加わった曲。舞台版とは違う、グリブラならではのテイストで歌ってみたので、楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントした。
また、同日22:00にWOWOWオンデマンドで配信される「グリーン&ブラックス 居残りゼミ #9」では、浦井と加藤のトークが展開する。
井上芳雄コメント
ディズニー映画「魔法にかけられて」の一曲で、とても人気のある曲ですよね。実は結構難しくて音域も広いんですけど、僕はこの曲が大好きで、ずっと以前から歌っています。大人っぽくてどこかせつない、ロマンチックな愛の歌で、昔は背伸びして歌っていたように思いますが、ようやく歳が追いついてきたかなと(笑)。今回は、ダンサーのお二人が曲の世界観を素敵に作り上げて踊ってくださったので、それに助けられながら気持ちよく歌わせていただきました。アラン・メンケン作曲の名ラブバラード、この曲をグリブラで歌い残すことが出来て嬉しいですね。皆さんもぜひ、曲の雰囲気に浸っていただければと思います。
浦井健治コメント
アーサーが王になり、運命に翻弄されながらもそれに立ち向かい、人間として成長していく過程を歌った楽曲です。すでにコンサートなどで歌っている曲ですが、舞台での歌唱はより熱を帯びたものになるんじゃないかなと。韓国版に続いて演出を担うオ・ルピナさんを始め、日本版のクリエイティブチームがかなり力を入れている、“人生の選択”という深いテーマを持った作品です。そもそもは父親から続く血筋とか、そこに生まれてしまった悲しみ、苦しみといったものに向き合っていくひとりの青年の話で、家族の物語でもあります。フレンチロックが流れるなか、ダンスや殺陣のシーンもふんだんにショーアップされているので、親しみやすい作品になると思います。グリブラでお楽しみいただいた後は、ぜひとも劇場でまた違った「キングアーサー」の世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。
甲斐翔真コメント
久しぶりにこの曲を歌いましたが、「ネクスト・トゥ・ノーマル」の本編と同様に階段の上からのスタートだったので、下を見下ろしながら歌っていたら不思議と舞台での光景が蘇って来ましたね。目の前にあった景色とか、観に来てくださったお客さんの熱とか……、バーッと体が思い出すような感覚があって、フラッシュバックしながら歌っていました(笑)。バンド演奏が生きる曲調なので、バンドの皆さんに助けられながら、そこに乗っていく感じで歌えたと思います。ご覧になる皆さんの中にも、この歌を聴いて、あの時、劇場で観たなーと思い出してくださる方がいらっしゃったら嬉しいですね。
柿澤勇人コメント
これは福田さんが演出したミュージカル「シティ・オブ・エンジェルズ」の二幕の終盤に歌う曲で、バックステージものなので、脚本家やアーティストの抱えている悩みをぶち撒ける…といった内容の楽曲です。我々も裏では結構こういうことを思っていたり……って別にそんな、シリアスには聴いてもらいたくないですが(笑)。今回、グリブラで初めてのオーケストラバージョンだそうで、僕には似合わないとても豪華な編成で歌わせていただきました。本当にありがたいなと思います。大貫さんの素敵なピアノ、そしてこの豪華な弦楽四重奏をぜひ楽しんでいただきたいと思います。
加藤和樹コメント
「キングアーサー」、ただいま絶賛稽古中です。これは僕が演じる役、メレアガンの「奪われた光」という楽曲で、メレアガンの一番強い思いが込められた曲ですね。自分が王になるはずだったのに、横から現れたアーサーに全部奪われて復讐を決意する……という内容。必ず上り詰めてやる!といった意志が込められていてキーが高いのですが、あまり感情的になりすぎると、高音のところで筋肉が締まってしまう。感情的にも技術的にも難しい楽曲だなって思います。まだこの曲のシーンの稽古をやっていないので、本番ではまた違うものになると思いますし、まだまだ進化するんじゃないかなと。楽曲自体は本当にカッコいいフレンチロック。メレアガンは悪役ではありますが、彼なりの正義、信念を持っていて悲しい役でもあります。これまで自分が信じて来たものが急に全部崩れ落ちた悲しさ、悔しさ……、そんな彼の心情を思って聴いていただけたらと思います。
昆夏美コメント
島田歌穂さんのCDに入っていたことからこの曲を知りました。「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」は、アラン・メンケンが手掛けた楽曲全部が素敵なんですけど、歌穂さんが歌っていらしたこの曲が本当に好きで。この前コンサートで初めて歌ってみて、あらためて素敵な曲だなと思いました。今回も、大貫さんとバンドの皆さんの素晴らしい演奏とともに、自分自身が楽しんで歌わせていただけたなと思います。ただ、この曲を歌うオードリーはスラム街から出られない女の子なんですよね。今回は夢夢しく歌ってしまいましたが(笑)、本来はせつなさも加わった曲。舞台版とは違う、グリブラならではのテイストで歌ってみたので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
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WOWOWプライム・WOWOWオンデマンド WOWOWオリジナルミュージカルコメディ「福田雄一×井上芳雄『グリーン&ブラックス』#69」
2022年12月30日(金)22:00~
ミュージックショーコーナー(名前五十音順)
井上芳雄「そばにいて」(映画「魔法にかけられて」より) 浦井健治 withコーラス 当銀大輔・加賀谷真聡・MAOTO・大井新生「私は立ち上がる」(ミュージカル「キングアーサー」より) 甲斐翔真「I'm Alive」(ミュージカル「ネクスト・トゥ・ノーマル」より) 柿澤勇人「Funny」(ミュージカル「シティ・オブ・エンジェルズ」より) 加藤和樹 withコーラス 当銀大輔・加賀谷真聡・MAOTO・大井新生「奪われた光」(ミュージカル「キングアーサー」より) 昆夏美「どこかにある緑に囲まれた場所」(ミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」より)
WOWOWオンデマンド「グリーン&ブラックス 居残りゼミ #9」配信
2022年12月30日(金)22:00~
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