ANAホールディングスと 日本航空(JAL)は エアバスと ボーイングから機体を購入する方向で交渉している。協議は進んだ段階にあり、今月開催されるパリ航空ショーで発表される可能性がある。内情を知る複数の関係者が明らかにした。
関係者によると、ANAはエアバスから単通路機「A321neo」最大50機の調達を検討している。JALはA321neoを含む単通路機とボーイングの広胴機の発注を目指している。
ANAの井上慎一社長はイスタンブールで開かれた国際航空運送協会(IATA)の年次総会で、2030年までに輸送能力を新型コロナウイルス流行前より拡大する計画の一環として、短中距離路線向けの機体を導入する考えを示した。具体的な計画についてはコメントを控えた。
日米関係の深さから、日本市場はかねてボーイングの独壇場だったが、ここにきてエアバスが切り込んでいる。
JALはボーイング767、737の後継機の調達を目指している。ロス・レゲット路線事業本部長はインタビューで、単通路機の発注は現行の767、737型機を直接補充することにはならず、一部路線についてはより大型な機体も必要になるとの考えを示した。A321neo調達は検討しているとしたが、具体的な発注計画についてはコメントを控えた。
エアバスはコメントを拒否。ボーイング広報担当者は現時点でコメントの要請に応じていない。
原題: Japanese Carriers Close In on Jet Orders as Soon as Paris Show(抜粋)
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