車中心の「東京モーターショー」から衣替えし、様々な移動手段の提案に内容を拡大した「ジャパンモビリティショー」(JMS)が5日、閉幕した。部品メーカーの出展にも新たな工夫が見られた。
トヨタ系中堅部品メーカーの東海理化は今回、自動車関連の自社製品を一切置かなかった。主力製品はスイッチやシートベルト、シフトレバーだが、JMSの展示ブースには体験型のアトラクションを並べた。
専用の機械に両手をあてるアトラクションは、心電を計測しながら、参加者の疲れや眠気、「喜び」や「退屈」などの気持ちをリアルタイムで表示するもの。車への応用に向け、トラックのステアリングに機械をつけて、運転手の健康状態などを把握する実証実験を進めているという。
広報担当者は「新しい技術を…
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