水素で焼いたクロワッサンが食べられる
今回のモビリティショーの特徴は、食べ物関係が充実していることにある。「Japan Meat Show」といったコーナーもあるほか、東館3ホールと8ホールの間、東館8ホールの屋外など、各所にフードトラックが出店している。
これまでにない食の充実度を誇るジャパンモビリティショーだが、ちょっと変わった食事も用意されている。それが水素で焼いたクロワッサン(以下、水素クロワッサン)になる。
これは、トヨタ自動車とリンナイが共同開発中の水素燃焼器を持ち込んだもので、ピザ窯に水素燃焼器をセット。クロワッサンをその場で焼いて、無料で提供している。
提供タイミングは随時となっているため、場合によっては数十分待つ必要があるが、運がよければすぐにできたてのクロワッサンを食べることが可能だ。
スタッフによると、水素を燃焼させているため、実質的に排出されるのは水蒸気のみ。排気筒から伸びる筒もあるが、そこから出てくるのは水蒸気のみということだ。もちろん、水素を燃料に用いるのはCO2を排出しない水素を使うことで、カーボンニュートラル調理を実現することにある。トヨタがスーパー耐久に参戦させている水素カローラで築き上げた技術と同じ流れにある。
水素の燃焼温度は通常のガスコンロよりも高く、そのためパン生地の外側がカリっと焼け、水蒸気も出るので中はふわふわに焼けるという。実際に水素クロワッサンを食べてみたが、確かに外はカリッと焼けており、中もしっとり感があった。
これから始まる三連休でも、水素クロワッサンは不定期に無料提供していくとのこと。水素調理のものを食べられる機会はまだあまりないため、ジャパンモビリティショーのよい思い出になるだろう。
からの記事と詳細 ( ジャパンモビリティショーで、無料の「水素クロワッサン」を食べてみた - Car Watch )
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