飼育員との絆の結晶である動物ショー、「本来の姿ではない」とも言われるが
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(フォトグラファー:橋本 昇)
幼い頃から動物園や水族館が大好きだった。その頃はパンダもコアラもいなかったが、それでもライオンに驚いたりキリンに餌を与えてそのザラザラした舌にびっくりしたことなどを思い出す。特にサル山は一日中見ていても飽きないほど大好きな場所だった。
そんな動物園・水族館好きは大人になってからも変わらず、面白いイヴェントがあると聞けば取材かたがた飛んで行った。
動物園・水族館のアイドルたち
ちょっと昔、多摩動物園にいたオランウータンのジプシー(オス)は芸達者で人気者だった。ジプシーは絵を描いた。クロッキー帳にクレヨンで一本の線を引き、しばし天を仰いで黙考し、また描いていく。
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その様子に観客たちが声を上げて拍手喝采する。大人も子供も自然と笑顔がこぼれていた。また、ジプシーは洗濯もした。たらいと洗濯板で上手にTシャツを洗ってみせた。
横浜の八景島シーパラダイスにも芸達者が揃っていた。セイウチが重い体を揺すり揺すり観客の前に登場してアルプスホルンをプファーと吹き鳴らし、後ろでシロイルカたちが踊る。名付けて“マリーンアニマルバンド”。
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クリスマスのシーズンに登場した二頭のシロイルカは頭にサンタの帽子を被ってケケケと声を出しながら踊ってくれた。
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