【香港時事】容疑者の中国本土への引き渡しを可能にする逃亡犯条例改正に絡み、香港全土で5日、大規模なストライキが行われた。民間企業から政府機関の職員まで、あらゆる業界へ参加が呼び掛けられ、香港国際空港では香港の航空会社を中心に200便以上が欠航になるなど、交通機関は朝からまひ状態になった。
複数の地下鉄駅では、「非協力運動」と称して、利用客が電車のドアの開閉を妨害する動きも発生。一部の幹線道路は障害物が置かれたり、群衆によって占拠されたりした。複数のバス路線も路線変更や運行中止となり、スト参加者以外も出勤が困難な状況となった。
ストはインターネットなどを通じて呼び掛けられ、5日までに金融、IT、交通、自営業など、幅広い業種の人々が賛同の意を表明した。改正案の完全撤回や、一連の抗議活動に対する警察の実力行使が適切だったかどうかを調べる独立調査委員会の設置、普通選挙の実現などを、改めて香港政府に訴えることが狙いだ。 【時事通信社】
2019-08-05 13:05:00Z
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-362452/
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