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福島第一原発の事故を巡り、業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴された東京電力の旧経営陣3人の裁判で、東京地裁は3人に対して無罪を言い渡した。
緊張した面持ちで証言台の前に立った3人は、無罪が言い渡されると、前をじっと向いていた。判決の言い渡しの瞬間、傍聴席からは「えー」というどよめきの声が出ていた。
東京電力元会長の勝俣恒久被告、元副社長の武黒一郎被告、元副社長の武藤栄被告の3人は、福島第一原発の事故を巡り、業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴されている。
検察官役の指定弁護士は、震災の3年前に東電内部で巨大津波が来る可能性があるという試算をしていて、津波による事故の発生を予測できたとして、禁錮5年を求刑。
一方、旧経営陣の3人は事故について謝罪したが、「巨大な津波を予想できないことは明らかだ」として、無罪を主張していた。
19日の判決で、東京地裁は3人に無罪を言い渡した。
午後1時半現在、法廷では判決の言い渡しが続いているが、裁判所の外では支援する人たちの抗議の声が上がっている。
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2019-09-19 05:11:00Z
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