明朝、小笠原諸島を直撃へ
台風21号が小笠原諸島に接近中です。
きょう午後3時現在の勢力は、中心気圧940hPa、最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルとなっており、非常に強い勢力で、北北西に進んでいます。
今後も北上を続け、あす木曜日の明け方から昼前にかけて、非常に強い勢力のまま、小笠原諸島を直撃する見込みで、台風が頻繁に通る小笠原諸島といえども、記録的な暴風に見舞われるおそれがあります。
予想される最大瞬間風速は65メートルとなっており、もし父島で60メートル以上の暴風が観測されれば、観測史上初めてのこととなります。
最大瞬間風速が60メートルから65メートルに達すると、多くの樹木がなぎ倒されるのはもちろん、電柱や街灯で倒れるものが出たり、ブロック塀や住家でも倒壊するものが出かねないレベルの烈風となります。
木曜日朝は小笠原諸島で大荒れ
台風21号の特徴はコンパクトでも非常に強いこと。
千葉県に甚大な被害をもたらした台風15号と似た性質で、暴風域が比較的小さいため、中心が近づくと見る見るうちに大荒れの天気に見舞われることになります。
一番の大荒れのピークは上図の頃、あす木曜日の明け方から昼前となるでしょう。
記録的な暴風に加え、大雨、高波、高潮などに厳重な警戒が必要です。
西日本でも大雨警戒
あすは台風21号から遠く離れた西日本でも大雨に警戒が必要です。
それは西日本に進んでくる低気圧に伴う暖湿気と台風21号からの暖湿気が西日本でちょうど合流するため、太平洋側を中心にかなり雨雲が発達する予想となっているからです。
特に雨量が多くなりそうなのが四国で、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨を伴い、多い所では200ミリから300ミリの大雨となるでしょう。
四国以外でも激しい雨の降る所がありそうです。
なお雨雲がその後東へ進み、金曜日にかけては関東甲信などでも大雨となるおそれがあり、今後の情報に注意が必要です。
2019-10-23 08:49:00Z
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