株式会社朋栄は、2020年7月1日~8月31日までの期間中、オンライン展示会として開催される「ケーブル技術ショー 2020」に出展する。
従来、中継車を活用しマルチカメラで中継してきた各種イベントも、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮した、より少人数の現場スタッフでの中継スタイルが求められている。同社は、効率化および低予算化が求められる番組中継現場のニーズに対し、「スマートライブ制作ソリューション」を提案するという。
「Dejero EnGo 260」同社ブースでは、マルチカメラシステムとAI技術を使用した自動スポーツ映像システム「Pixellot S1」の出力を、「Dejero EnGo 260」で複数のLTE/5G回線を経由して会場から放送局へ高画質伝送。この映像に対し、ハイライト映像制作やSNS動画共有を行う「Envivo Replay」、キャラクタージェネレーター「CG-Portable」、「MBP-200TB2」を紹介する。さらに、会場取材映像を追加したい場合や、番組映像を会場に戻して音声指示を出したい場合など、制作内容に応じてソリューションを強化できることを示すという。主な出展製品は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
■AI技術を活用したスポーツ中継:自動スポーツ映像システム「Pixellot S1(Pixellot社製)」
4Kマルチカメラシステムを使用して競技場全体のパノラマ映像を生成。AI技術を活用し、パノラマ映像からゲーム進行に応じて選手の動きを認識して、ズーミングや切り出し位置を自動的に変更。スムースなカメラワーク付きの映像を生成する。サッカー、バスケットボール、ラグビー、ホッケーなど、各種スポーツのルールに応じたAIアルゴリズムを用意。オプション追加で、スイッチング映像のSDI出力に対応。■LTE/5G回線を使用した簡易伝送:「Dejero EnGo 260/WayPoint(Dejero社製)」
モバイルトランスミッターEnGo 260を使用して、LTE/5G携帯回線を6回線ブレンディングして帯域を拡張。中継現場から放送局内のレシーバーWayPointへH.265/HEVCコーデックで高品質なHD映像を伝送。WayPointは、4台のEnGoの映像をデコードしてSDI出力。SMPTE ST 2110出力に対応するモデルも設定。IFB端子を活用することにより、WayPointからEnGo260へ音声指示を出すことが可能。WayPointにUSBオーディオインターフェース、EnGo 260にUSBヘッドセットを接続し、双方向通話できるインカム機能も活用可能。■素早いハイライト編集とSNS動画共有:インスタントリプレイシステム「Envivo Replay(Variant Systems Group社製)」
入力映像プレビューをしながら、直感的なタッチパネルによりリプレイ映像作成やハイライト編集が可能。収録映像を直接YouTubeやFacebookに配信するSNS動画共有にも対応。■手軽に経過時間やアニメーションロゴを追加:小型キャラクタージェネレーター「CG-Portable」
英国InSync社と共同開発したキャラクタージェネレーターで、GUIはバーチャルセットシステムで定評のあるスペインのBrainstorm社が開発。スポーツシーンに必要な経過時間や、「Live」表示、スポンサーロゴなどを手軽に追加可能。時刻表示は、現在時刻/経過時間/残時間の表示が可能。多国籍言語が混在したテロップ表示や縦書き表示にも対応。■リアルタイムにCG/テロップを追加:CG合成装置「MBP-200TB2」
合成用ワークステーションやCG専用機を追加することなく、接続したPCのソフトウェアに応じて手描きグラフィックス制作やテロップ制作、動画出力などに対応。
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June 26, 2020 at 04:43PM
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朋栄、「ケーブル技術ショー2020 オンライン展示会」出展概要を発表 - PRONEWS
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