新型コロナウイルスの影響もあり、「ジュネーブモーターショー2020」が中止された。フランクフルトモーターショーやパリモーターショーが自国の車主体のショーであるのに対し、ジュネーブこそは真のインターナショナルモーターショーだったのに……。で、ちょっと待った。中止の知らせを聞く前に、スイスへと飛んだジャーナリストがいる。かつてドイツに在住した竹花寿実である。今回は特別企画として、彼が「ジュネーブモーターショー2020」の見所をエアーで紹介します。今回はスーパーカー編。 【写真を見る】スーパーカー4選
TOPIC 02 ジュネーブと言えば、なスーパーカーで悶絶(できるはずだった) ジュネーブモーターショーは、世界5大モーターショー(ジュネーブ、フランクフルト、パリ、デトロイト、東京)の中でも、スーパーカーやハイパーカーのワールドプレミアが多い。その理由は、富裕層が多いから。レマン湖畔のジュネーブは、古くから金融業が発達しており、現在もプライベートバンクの本店が集中しているため、ハンパじゃないお金持ちがごく当たり前に住んでいる。世界最大の宝飾と時計の見本市であるジュネーブサロン(SIHH)が当地で行われているのも同様の理由からだ。 世界が注目するスーパーカーやハイパーカーが多数デビューするだけに、ショー期間中には世界中からさらに富裕層が集まってくる。数年前のショー期間中、ジュネーブ中心街で中東ドバイのナンバープレートを付けたロールス・ロイス・ファントムを見た時には、さすがに私も驚いた。おそらくハイパーカーをチェックしに来たドバイの王族あたりが、移動の足として空輸したのだろう。しかし今年はそんな光景も幻に終わってしまった。 ショー会場でのお披露目は叶わなかったが、デビュー予定だったニューモデルの多くは、その後正式発表になっている。ここで紹介するモデルのほかにも、ピニンファリーナ・バッティスタ(1900psのEV)やリマック・C_Two(1915psのEV)、スパイロス・パノポウロス・プロジェクト・カオス(3000psのガソリンターボ)など、常軌を逸した性能のハイパーカーもお披露目予定だっただけに、とても残念でならない。 Bugatti Chiron Pur Sport ブガッティ・シロンをベースに、軽量化やエアロダイナミクス改良、トランスミッション最適化、新開発タイヤの採用、さらに1500psの8.0L W16クワッドターボ・エンジンの高回転化により、運動性能を高めたモデル。60台限定生産で価格は300万ユーロ(約3億5000万円)。 Aston Martin V12 Speedster 88台限定のエクスクルーシブなオープン2シーター。戦闘機「F/A-18ホーネット」をモチーフにデザインされ、左右のシート間を分断する“背骨のような形状“の骨格を持つ。700psの5.2L V12ツインターボを搭載。価格は76万5000ポンド(約1億1500万円)。 Koenigsegg Jesko Absolut 昨年のジュネーブショーで発表され、最高速度482km/hというスペックで度肝を抜いたジェスコをベースに、リアウイング廃止やドーナツ形状のホイールなど徹底したドラッグ低減により最高速度500km/hを目指したモデル。最高速度戦争に終止符を打つか!? Bentley Mulliner Bacalar ベントレーのビスポーク部門「マリナー」がコンチネンタルGTをベースに製作。「七色に輝く湖」と呼ばれるメキシコの湖の名を冠し、わずか12台のみが限定生産される究極のビスポークモデル。ボディパネルはすべて専用だ。価格は未発表だが、すでに完売しているという。 Photos 山本佳吾 Keigo Yamamoto(会場風景) Words 竹花寿実 Toshimi Takehana
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June 14, 2020 at 07:41AM
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「コロナに負けるな」特別企画──勝手にジュネーブモーターショー2020【スーパーカー編】(GQ JAPAN) - Yahoo!ニュース
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