今年で145回目を迎える「ウェストミンスター・ケンネル・クラブ・ドッグショー」が、6月中旬に開催された。1877年から続くこの由緒正しき大会は、全米各地から集まった犬たちが、3日間に渡ってさまざまな種目と部門で競い合う。審査員たちは代々受け継がれてきた大会ルールに沿って、ノーブルな1匹を選出する。本大会は通常、2月のファッションウィーク中に開催されるが、今年は新型コロナの影響で6月にシフト。さらに、マンハッタンの中心部であるマディソン・スクエア・ガーデンではなく、ニューヨーク州郊外のリンドハースト・エステートで開催された。
205種類以上、2500匹を超える候補犬の中から勝ち抜いたのは、ワサビという名のペキニーズ。ふわふわの毛並みとつぶらな瞳とびきりキュートだ。
エンパイアステートビルディングの屋上にて優勝記念撮影。右はブリーダーのデイビッド・フィッツパトリック。
ちなみにワサビちゃんの特徴は以下。
・一番のユニークポイントは、愛らしいまん丸なフォルム。毛並みは西部劇映画に登場する乾燥地帯の植物、タンブルウィードのように軽い。
・ペキニーズ特有のロングヘアも特徴。ある角度から見ると、まるで70年代のグラマラスなウィッグを被ったパグ犬のようにも見える。
・見た目だけでなく、スキルも超一流。多くの新聞紙が安定したパフォーマンスだと評している。
・3歳を迎えたばかりのまだまだやんちゃなベイビー。
・ブリーダーのデイビッド・フィッツパトリック曰く、お祝いのディナーメニューはフィレ肉のステーキとのこと。
・ニューヨーク・タイムス紙によると、ワサビの母犬の名前は「スシ」。
Photos: Getty Images Text: Emma Spector
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