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Thursday, July 29, 2021

「サンショーで日本人が世界と勝負出来る日が来るなんて」…三浦の快挙に陸上ファンら歓喜 - 読売新聞

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 東京オリンピックは30日、陸上がスタートし、男子3000メートル障害予選に登場した三浦龍司(順天堂大)が、8分9秒92をマークして、日本記録を更新し、決勝に進出した。ツイッターではレース直後から「#陸上競技」がトレンドランキングを駆け上がった。

 3000メートル障害は、「サンショー」と呼ばれる種目。日本勢がこの種目で決勝に進出するのは、1972年ミュンヘン大会以来49年ぶりだ。三浦が日本記録を更新し、予選1組2位で決勝進出を決めると、ツイッターでは「サンショーで日本人が世界と勝負出来る日が来るなんて」「三浦君は、やはり別格」などと陸上ファンらが大いにわいた。

 この種目は、400メートルトラックを7周しながら、ハードルのような障害を28回、 水濠(すいごう) を7回も飛び越える。レース中には選手が転倒する場面も多く見られるハードな競技だが、オリンピックの「花形」といわれる陸上競技の中では、マイナーな種目だ。

 三浦は、大会前から、国内の記録を次々に更新。5月に18年ぶりに日本記録を塗り替えたかと思えば、6月に行われた五輪代表選考会を兼ねた日本選手権で、レース中に水濠で転倒し、トラックにはいつくばる場面もありながらも自身が持つ日本記録をさらに1秒47更新してオリンピックへの切符を手にしていた。

 この日のツイッターでは、「世間に見つかってしまった。サンショーをマイナー競技なんて言わせんぞ!!!」などと種目の認知度の高まりに期待する声も聞かれた。

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