2021年7月30日 09:00
「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」の製作陣が、トニー賞、グラミー賞、エミー賞で受賞を重ねた傑作ミュージカルを映画化する「Dear Evan Hansen」(原題)が、「ディア・エヴァン・ハンセン」の邦題で、11月26日に公開されることが決定。ミュージカル版と同じく主演を務めるベン・プラットをはじめ、ケイトリン・デバー、ジュリアン・ムーア、エイミー・アダムスが共演する。
本作のもととなったブロードウェイの人気ミュージカルは、第71回トニー賞で6部門(作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞、楽曲賞、編曲賞)を制覇し、第60回グラミー賞(最優秀ミュージカルアルバム賞)、第45回エミー賞(デイタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞)を獲得。映画化にあたり、「ウォールフラワー」「ワンダー 君は太陽」のスティーヴン・チョボスキー監督がメガホンをとった。
エヴァン・ハンセンは学校に友達もなく、家族にも心を開けずにいる孤独な青年。ある日、自分宛に書いた「Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)」から始まる手紙を、図らずも同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日、校長から呼び出されたエヴァンは、コナーが自ら命を絶ったことを知る。悲しみに暮れるコナーの両親は手紙を見つけ、息子とエヴァンが親友だったと思いこみ、彼らをこれ以上苦しめたくないエヴァンは、思わず話を合わせてしまう。そして促されるままに語った“ありもしないコナーとの思い出”は人々の心を打ち、SNSを通じて世界中に広がり、彼の人生は大きく動き出す。
特報は、エヴァンが「こんな人生……」と居場所のない日々を嘆く姿を活写。しかし、とっさについた“思いやりの嘘”がSNSで拡散され、「私たちも孤独だったの」「あなたの言葉が救ってくれた」と共感の輪が広がることで、彼の運命は大きく変わっていく。「ひとりじゃない」という力強いメッセージがこめられた、プラットが歌う本作の象徴ともいえる名曲「You Will Be Found」の一部が流れ、物語を彩る楽曲にも期待が高まる。ティザービジュアルには、「思いやりでついた嘘。そして、たどりついた本当。」というキャッチコピーがおさめられている。
プラット(「ピッチ・パーフェクト2」)はエヴァン、デバー(「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」)はコナーの妹で、エヴァンが思いを寄せるゾーイを体現。ムーア(「秘密への招待状」)がエヴァンを支えるシングルマザーのハイディ役、アダムス(「バイス」)がコナーとゾーイの母シンシア役で脇を固める。
「ディア・エヴァン・ハンセン」は、11月26日から全国公開。
(映画.com速報)
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