23日の東京五輪開会式でドローン(小型無人機)によるショーが催されたことを受け、ドローンのショーを手掛けるベンチャー企業「ドローンショー」(金沢市)が注目を集めている。問い合わせ件数は27日までの4日間で約20件と通常の3倍になり、同社は受注増に期待を寄せる。
開会式でショーを披露したのは米インテルで、約1800台のドローンが、市松模様の大会エンブレムや立体的な地球を夜空に描いた。
ドローンショーで検索すると「株式会社ドローンショー」が上位に表示される。同社には、開会式後からホームページ経由で、テレビ局や民間企業からイベント出展の問い合わせが増えた。
ドローンショーは昨年4月に設立され、同8月に金沢港クルーズターミナルで披露したショーを皮切りに、全国で営業をかける。ただ、新型コロナの影響で大人数が集まるイベントの休止、延期が相次ぎ、約3千万円の売り上げを逃した。
現在は最大約100台でのショーができる。使用する機体は自社製で、増産を急いでいる。山本雄貴社長は「ドローンを身近な存在にしたい。これから受注が増えてほしい」と話した。
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