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1/40まずはミニカー(完成品)から。これはレジン製で開閉部分のないプロポーションモデルである、京商のサムライシリーズの1/18「日産IMSA 300ZX GTS-1」。
2/40上段は京商サムライシリーズの1/18「スバル・レヴォーグ」。下段はダイカスト製の京商オリジナルの、目下開発中のグループA時代のラリーカー。左から「スバル・インプレッサWRC」と「トヨタ・セリカWRC」、そして「ランチア・デルタHF 4WD」。
3/40京商が扱うコーギーの、初代(写真左)と2代目(同右)の1/43「フォルクスワーゲン・タイプ2キャンパー」のラット仕様。ラット(サビ)の表現はモデラーによる作品では時折見かけるが、完成品でも商品化されているとは知らなかった。
4/40トミカリミテッドヴィンテージの「トヨタ・スタウト レッカー車」。当然ながらノーマル仕様もリリースされる。
5/40トミカリミテッドヴィンテージNEOの「トヨタ・カローラバン デラックス」。往年の営業車としておなじみのAE100系のカローラバン。ボディーカラーは白のほかにシルバーもある。
6/40同じくトミカリミテッドヴィンテージNEOの「マツダ・ルーチェ レガート セダン」。上段は警視庁パトカー仕様、下段は教習車仕様。パトカー仕様のヘッドライトは角目4灯だが、教習車仕様は低グレード用の丸目2灯と実車同様につくり分けているところがポイントとか。
7/40メイクアップのブースに展示されていた、開発中という1/18と1/43の新型「日産フェアレディZ」。イエローは北米仕様の「プロトスペック」、ブルーは「バージョンST」がモデル。
8/40やはりメイクアップで1/43と1/18を開発中という「ランボルギーニ・カウンタックLP500」。1971年のジュネーブモーターショーでデビューした最初のプロトタイプである。
9/40同じくメイクアップの1/18「ユニシアジェックスR32GT-R」は長谷見昌弘氏のフィギュア付き。
10/40これもメイクアップのブースにあった、ニウシアという新ブランドの1/18「トヨタ・ハイエースバン」。ブランドのコンセプトは、ダイキャスト製でフル開閉式のネオクラシック車のモデルとか。
11/40マニアックな日本車をモデル化しているエニフのレジン製1/43「ダットサン・ブルーバードUハードトップ2000GT-X」。通称“鮫(さめ)ブル”。
12/40同じくエニフのレジン製1/43「日産シルビア パトロールカー 神奈川県警 交通機動隊」。もちろんノーマル仕様もある。
13/40マーク43のレジン製1/43「トヨタ・ランドクルーザー300 GRスポーツ」。
14/40オートアートのダイキャスト製1/18「トヨタ・センチュリー オープン」。ノーマル仕様もあり、年内発売予定とのこと。
15/40ここからはプラモデルことプラスチック製組み立てキット。これは完全新金型というハセガワの1/24「日産スカイライン ハードトップ2000GT-R」(KPGC110)。俗称“ケンメリ”のGT-Rである。
16/40ハセガワから発売中の1/24「日産パルサーGTI-R」に、新たに加えられる「1991アクロポリスラリー」仕様。
17/40ハセガワの1/24「トヨタ2000GT」のバリエーションとして限定生産されるゴールドのスペシャル版、しかもミニスカ姿の60'sガールズフィギュア付き。ゴールドの2000GTは1967年の東京モーターショーに出展され、これに合わせて来日した「ミニスカートの女王」こと当時のスーパーモデルだったツイッギーがキャンペーンガールを務めた。そしてショーの後、彼女に2000GTが贈られた……というストーリーをイメージしたものだろう。
18/40ハセガワの1/12可動フィギュア用アクセサリー。左側の「ラーメン」など販売中のレトロ自販機シリーズに新たに加えられた「ブックベンダー」(笑)。付属の自販機本の表紙モデルがあまりレトロっぽくないが、これは同社のフィギュアを使っているため。
19/40アオシマは先日亡くなったレジェンドドライバーである高橋国光さんを追悼して、“ハコスカGT-R”の通算50勝目を記録した1/24「日産スカイライン ハードトップ2000GT-R」(KPGC10)のパッケージやデカールをリニューアルしてリリース。
20/40ビーマックスから同社初の1/12スケールのキットとしてデビューする「ロータス99T 1987モナコGPウィナー」。アイルトン・セナが駆った仕様だが、フル参戦初年度だったチームメイトの中嶋 悟仕様もいずれリリースされるか?
21/40続々とコンペティションマシンの1/24キットを送り出しているビーマックスが開発中の新製品。前列左から「アルファ・ロメオ155TS 1994 BTCCチャンピオン」、「ローバー・ヴィテス3500 1986 ETCC」そして「マツダRX-7 253 1981ルマン」。後列には新製品の「ボルボS40」や「アウディA4クワトロ」のBTCCマシンが並ぶ。
22/40タミヤのマスターワークコレクション(プラスチック製の完成品)の1/24「日産フェアレディ240ZG」。このほかの新製品はやはり同コレクションの1/24「マクラーレン・セナ」のみだった。
23/40タミヤお得意の、エッチングパーツやデカールなどでアップデートして再販する1/12「ルノーRE20ターボ」。やはり1/12のタイレル(ティレル)の「003」「P34」などのアップデートされたキットも展示されていたが、完全新金型のカーキットは望めないものか……。
24/40ここからは「モデラーズクラブ合同作品展」に展示されたすご腕モデラーの作品。1976年に富士スピードウェイで開催された日本初のF1グランプリに長谷見昌弘氏のドライブで参戦した国産マシン「コジマKE007」。エンジン(フォード・コスワースDFV)やタイヤをタミヤ製1/12「ウルフWR1」から流用したほかはスクラッチビルド(素材の状態から自作)。
25/40日産ワークスの「スカイライン ハードトップ2000GT-R」(KPGC10)のラストレースとなった、1972年10月の富士マスターズ250kmで黒沢元治氏が駆ったマシン。ベースはタミヤ製1/24キット。
26/40「国産コンペティションマシンおよび日本のサーキットを走った外国製マシン」のモデル製作をライフワークとしていたが、惜しくも昨年亡くなった、その世界では著名なモデラーだった野上 稔さんの遺作。1960年代にリリースされた三共製1/24「日産セドリック」(130)をベースにしたストックカー。1968年日本カンナムの前座レースで、ロバート・ダンハムが駆ったマシンである。
27/40おそらくベースはフジミ製1/24「日産フェアレディZ」(Z31)ではないかと思うが、エンジンルーム内が実に精巧につくり込まれている。
28/40前出のZ31と同じ作者の手になる、タミヤ製1/24キットをベースにした「フェアレディ280Z Tバールーフ」(S130)のシャシーボトム。配線や配管類まで完ぺきに再現された驚愕(きょうがく)の仕上がり。
29/40つくり込まれたモデルが並ぶなかで、やけにあっさりとした仕上がりで逆に目立っていた「三菱コルト ギャランGTO」。往年のアポロ製1/24キットをベースに「レアなホンコントミカのギャランGTOをイメージした」というユニークな逆転の発想でつくられた、いわば1/24のトミカ。
30/40タミヤ製1/24「日産スカイラインGT-R Vスペック」(BNR33)をベースにした、1995年ルマンに出場した「ニスモGT-R LM」。ボンネットは取り外し式、ドアは開閉式にしてエンジンルーム、コックピットともリアルにつくり込まれている。
31/40アオシマ製1/24「日産シルビア/ガゼール ターボRS-X」(S12)をベースに1988年サファリラリー仕様の「日産200SX」を製作。テールゲート同様、開閉式にしたボンネットに収まる3リッターV6エンジンはスクラッチとのこと。
32/40ご覧になればお分かりのとおり、モデルは映画『私をスキーに連れてって』に劇中車として登場した「トヨタ・セリカGT-FOUR」。ベースはタミヤ製1/24「セリカ2000GT-R」か?
33/40エブロの1/24「シトロエンHバン」のキットを使ったキッチンカー(移動パン販売店)。パンがおいしそう。
34/40アオシマ製1/24「スズキ・キャリイ」をベースに改造、というかほぼスクラッチになったというヤマト運輸バージョンのキャリイのクローラ仕様。左側にチラッと見えるタミヤ製1/24「トヨタ・ハイエース クイックデリバリー」をヤマト運輸カラーにしようとネットで調べていたら、このキャリイのクローラ仕様の写真を発見。つくってしまったとのこと。
35/40イタレリ製1/12「フィアット806グランプリ」をディテールアップし、ウェザリングを施した作品。マシンの出来栄えもさることながら、フィギュアを未塗装(モノトーン?)としたセンスも光る。
36/40エレール/ユニオン製の1/24「ポルシェ917K」。ボディーカウルを外すと真ちゅう/洋白線でスクラッチした鋼管スペースフレームが出現! パワートレインもつくり込まれている。
37/40左から「アストンマーティンAMR21」「レッドブルRB15」「アルファ・ロメオC38」という近年のF1マシンの1/20キット……ではなくて、なんとスクラッチビルド。材料はケミカルウッドと呼ばれる、彫刻刀で削れる樹脂とのこと。写真上方に見えるのが無垢(むく)のケミカルウッドから大まかに削り出した車体で、パーツ類は手前にあるさまざまな厚さのケミカルウッドから製作するそうだ。
38/40前出のケミカルウッド製F1マシンと仲よくテーブルを分け合っていたのは、3Dプリンターでつくり出された、同じく1/20のF1マシン(車名は失念)。写真左上はそのステアリングホイール。
39/403Dプリンター製の1/20「ルノーR26」。ケミカルウッドと3Dプリンター、いわば超アナログと最新のデジタルという対照的な手法で生み出されたモデルが、結果(完成品)としては同じように見えるところがおもしろい。
40/40数年前に日本の納屋から発掘されて話題となった、通称“デイトナ”こと「フェラーリ365GTB/4」がサザビーズのオークションに出品された光景のジオラマ。ベースはフジミ製1/24キット。作者いわく「汚れの部分にあった猫の足跡はシリコンで肉球をつくって表現しました」といった具合に、こだわりの詰まった作品名『眠れる納屋の美女』。
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