ダブルヘッダー第1試合、サイ・ヤング賞選出3回の先発左腕クレイトン・カーショー投手が7回を5安打2三振1四球で無失点とし、4勝目(0敗)を挙げた。

カーショーは降板後、「序盤の2回で何本も強打されたが、全部野手の前に飛んだ。風が舞っていて、打球を押し戻してくれた」と感謝した。

昨年5月4日、同じ球場でのカブス戦、ダブルヘッダー第1試合にカーショーが登板した際は1イニング4失点でノックアウトを喫し、試合も1-7で敗れていた。約1年後のこの日は気持ちよく投げられたかと問われると、「実感はないが、今日はうまくいった」と応じた。

カーショーは1回1死でカブスの鈴木誠也右翼手に四球を出したが、牽制でつり出し、1、2塁間の挟殺プレーでアウトに仕留めた。4回1死からも鈴木に左前打を打たれたが、次の打者に内野ゴロを打たせて4-6-3の併殺プレーとするなど、危なげなかった。(AP)