今季10勝(4敗)を挙げているドジャースのクレイトン・カーショー投手が29日、肩に違和感があることを明かした。同投手は次回の登板に前向きだが、デーブ・ロバーツ監督は慎重な姿勢を示している。

カーショーは27日のロッキーズ戦で5回までノーヒッターを披露したが、6回に1安打を許して7回に降板。左肩に圧痛を感じたため、翌日に診察を受け、炎症を鎮める注射を打ったという。

カーショーは6回に肩が「少しおかしな感じ」になったと明かし、数日間はボールを投げないつもりだと述べた。それでもすぐに投球練習に戻れることを願うとし「先発を回避することにはならないだろうと、一応前向きに考えている」と話した。

一方、ロバーツ監督は7月3日の登板について無理をさせない方針。ローテーションを崩さないよう、カーショーの回復に時間がかかるようなら、登板日をずらすのではなく登板を1回飛ばすと話し、「私としては、今の優先事項は彼が3日に登板できるかどうかだが、それが無理ならプランBかCを選ぶ」と述べた。(AP)