11月9日に開催された「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」に、アイドルグループ・嵐が出席。奉祝曲として「Ray of Water」を歌い上げたが、賛否の声が上がっている。
同楽曲は作曲家・菅野よう子氏が作曲を手掛けた、「海神」「虹の子ども」「Journey to Harmony」の3部で構成される組曲。嵐は第3楽章にあたる「Journey to Harmony」の歌唱を担当した。大役を務めるにあたり、櫻井翔は「国民に寄り添い、想いを寄せておられる陛下に、日々の感謝の想いをお伝えし、お祝いの会に少しでも華を添えられますよう、心を込めて精一杯、パフォーマンスをしたいと思います」とコメント。厳かな雰囲気が漂うなか、燕尾服で登場した嵐のメンバーは、堂々としたパフォーマンスを見せた。
「Ray of Water」の演奏が終わった後は、皇后雅子さまが目元を拭われる場面もあり、ネット上では「最高のパフォーマンスだった」「この大役を務められるのは嵐しかいない」「一つひとつの言葉を丁寧に歌い上げていた印象」「まさに国民的なアイドル」と、絶賛の声が寄せられていた。
また、X JAPANのYoshikiは、自身のツイッターで「涙が出てくるほど素晴らしかったです!」とコメント。安倍晋三首相もツイッターで「辻井伸行さんのピアノ嵐の皆さんの歌唱により披露された奉祝曲とともに国民の皆様と心を一つにして天皇陛下の御即位や新しい時代の輝かしい幕開けをお祝いいたしました」と言及している。
高い評価がある一方で、嵐が奉祝曲を歌ったことに疑問を抱く人も少なくない。「あの場で歌うには歌唱力が足りな過ぎる」「こんな素人の歌唱が“奉祝曲”で大丈夫なの?」「アイドルじゃなくて、ちゃんとしたアーティストを起用するべき」「『嵐を見に来た』って人もいて、なんか違うなって思った」などの指摘が上がっている。
ちなみに、祭典が開催される前に放送されていた情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、国際ジャーナリストでミュージシャンのモーリー・ロバートソンが、こう苦言を呈した。
「ポップスは流行歌であり、もって20~30年のライフスパンがある文化」
「『君が代』のなかで『千代に八千代に』という永久性・恒久性を歌われている皇室を合流させることが果たしてどうなのか。私はちょっと一抹のついていけないものを感じる」
この見解に賛否両論が巻き起こった。
そのほか、「Ray of Water」のCD化を望む声もあるが、「奉祝曲を収益に結びつけないでほしい」といった否定的見解もある。良くも悪くも大きな反響を呼んでおり、さすがは“国民的アイドル”といえるだろう。
(文=編集部)
2019-11-11 09:40:53Z
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