◇記者コラム
史上初の無観客で開催された春場所は、7年ぶりの千秋楽相星決戦に持ち込まれ、白鵬が寄り切りで鶴竜を下し44回目の優勝を決めた。
ある幕内力士は「春場所の成績は、今の実力がそのまま出たということだと思います」と振り返った。
「荒れる春場所」と言われながら順当な決着となったわけだが、そもそも「荒れない春場所」が正解。実際には年6場所制となった1958年以降で平幕優勝が最も多いのは名古屋場所の5回。春場所は最少の九州場所より1回多い2回だけだ。
現在の春場所が本場所となったのは67年前の1953年。この場所で千代ノ山(引退時は千代の山)が、成績不振のあまり6日目に「横綱の権威を傷つけた。いったん横綱を返上し大関からやり直したい」と協会に異例の申し出をした。周囲の慰留で途中休場となったが、これで「荒れる春場所」のイメージがついたと言われている。
今年の春場所は日々の行動に制限がかかり、けがの治療が思うようにできなかった力士も多くいた。声援がない中での戦いは、炎鵬ら小兵力士に少なからず影響を与えたはずだ。とはいえ、条件はみんな一緒。真の強さが試された場所で、荒れさせなかった2横綱の壁は、まだまだ高いと思わされた。(岸本隆)
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