◇
塩尻市広丘公民館が市北部交流センター「えんてらす」で開いた観察会には約70人が集まった。
「あっ、太陽だ」「下が欠けている」。午後4時半すぎ、左下の一部が欠けた太陽が現れると歓声が起きた。愛好家でつくる「塩尻星の会」の会員が、天体望遠鏡で捉えた部分日食の像を白い台紙に投影し、子どもたちに「黒いところが月に覆われているんだよ」と説明した。
太陽は10分ほどで再び雲に覆われたが、その後も短時間観察できた。家族で観察した同市郷原のパート従業員松本真弓さん(40)は「まるで月みたい…」と息をのんだ。同市広丘小学校3年の小野ひかりさん(8)は「真ん丸のビスケットを誰かがかじったみたいで面白い」。
同公民館主事で塩尻星の会代表の百瀬雅彦さん(55)は「一瞬だが見られて良かった。実際に観察する機会を通じ、天体への関心が広がればうれしい」と話した。
◇
茅野市の八ケ岳総合博物館が同館で開いた観察会には、約40人が集まった。
午後3時台には太陽の様子を確認できたものの、午後4時ごろからは空に雲が広がり、ほとんど太陽が見えない状態に。だが午後5時半ごろには再び太陽の様子を見ることができ、参加者から「見えたー」と声が上がった。
松本市から来た財部(たからべ)凌君(8)は「(日食が)見られて良かった」。同館の市民研究員の大西拓一郎さん(57)=茅野市=は「最初は太陽が隠れていたが、待ったおかげで見ることができた」と満足そうだった。
同館学芸員の渡辺真由子さんは「観察は一人でもできるけど、みんなで見るのは楽しい。久々に多くの人が博物館に集まってくれて良かった」と話した。
(6月22日)
"ショー" - Google ニュース
June 22, 2020 at 04:32AM
https://ift.tt/2NhA7uz
天体ショーに夢中 部分日食 県内各地で観察会 - 信濃毎日新聞
"ショー" - Google ニュース
https://ift.tt/39wScxX
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment