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【ワシントン=中村亮】複数の米メディアは3日、新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領が2日にホワイトハウスで酸素吸入を行っていたと報じた。トランプ氏の健康状態に詳しい関係者は3日、記者団に「彼の治療は今後48時間が重要だ。完全回復に向けた明確な道筋は立っていない」と語った。
トランプ氏の主治医のシェーン・コンリー氏らは3日、トランプ氏の入院先のウォルター・リード軍医療センターでの記者会見で「トランプ氏はとても元気だ」と語った。一方、酸素吸入については「いまはしていない。昨日もここで我々といるときはしていない」と説明。ホワイトハウスで酸素吸入を行っていた可能性は否定しなかった。
3日、トランプ米大統領は「11月の大統領選に向けた選挙活動をやり遂げたい」と強調した=トランプ氏のツイッターより
トランプ氏は2日、コロナ治療で効果があるとされる抗ウイルス薬「レムデシビル」の服用を始めた。コンリー氏らによると服用を5日間続ける。現時点での退院の時期は未定だという。
トランプ氏は3日、ツイッターで4分程度のビデオメッセージを投稿し「ここにきた時はあまり調子が良くなかった。いまはかなり回復した」と説明。「今後数日間でどうなるか見てみよう」と指摘した。米国民やウォルター・リードの医師らに加えて「お見舞いの言葉を送ってくれた世界の指導者たちに感謝したい」と述べた。
さらに「私は米国を偉大な国にしなければらない」と強調。「私はすぐに戻る。(11月の大統領選に向けた)選挙活動をやり遂げたい」と語った。トランプ氏は参加を予定していた対面での支持者集会をキャンセルしたが、早期の復帰に意欲を示した。トランプ氏の選挙陣営は3日、コロナの検査で陰性が確認されているペンス副大統領が8日に西部アリゾナ州で選挙集会を開くと発表した。
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