【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=橋本潤也】米大統領選の接戦州で、開票作業が続くペンシルベニア州のフィラデルフィアで4日、若者ら数百人が完全な票の集計を求め、市中心部をデモ行進した。トランプ大統領が郵便投票を不正とし、集計を認めない姿勢を示したことに反論する形で「COUNT EVERY VOTE」(すべての票を数えよ)などと訴えた。
ペンシルベニア州の郵便投票は、投開票日である3日の消印有効で、6日までに到着すれば受け付ける。トム・ウルフ州知事は、「まだ100万を超える郵便投票が開票されていない」と明かしており、集計の長期化が懸念されている。
デモに参加した大学生のメーガン・ディクソンさん(21)は、「フィラデルフィアは、独立宣言と合衆国憲法が起草された、米国の民主主義生誕の地だ。確実な票の集計という、民主主義の基本を踏みにじる行為は許されない」と語った。
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