6月12日・13日の2日間、2021年最新・人気モデルなど100台超のキャンピングカーが展示される「東京キャンピングカーショー2021」が東京ビッグサイト青海展示棟で開催される。
日本RV協会の調査によると、2019年のキャンピングカー国内総保有台数は、前年比約6%増の11万9400台となり、2005年の約5万台から増加し続けている。また、販売総額も年々増加し、2019年は過去最高となる同約15%増の526億2577万円を記録した。
そうした中、2020年3月以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3密を回避できるレジャーとしてアウトドアの人気が上昇。年々増加していた需要がさらに加速しつつある。キャンピングカーでは、アウトドア需要に加え、3密を避けながら、好きな場所でテレワークを可能にする“移動オフィス"として新たに注目を集めている。さらに、医療現場でも活用されるなどコロナ禍にてキャンピングカーの可能性はさらに広がっており、今後も需要拡大が予想される。
東京キャンピングカーショーは、本格的なキャンピングカー展示会として年に1度、東京ビッグサイトで2日間開催。今年のイベントは、新しい時代に合ったキャンピングカーの新しい活用方法をテーマに、ワーケーションのオフィス、安心・安全な旅の移動手段や宿泊先など“新生活様式”を促進するツールとしてのキャンピングカーや、災害時の防災シェルターとしてのキャンピングカーなど、レジャーだけにとどまらないキャンピングカーの魅力や活用方法、そしてこれからのキャンピングカーの可能性を展示・紹介する。
なお今回は、行政の感染症対策およびイベント開催のガイドラインを遵守し、万全な感染症対策を講じてイベントを開催。また、行政の感染症対策指針に従うとともに、さらに実行委員会独自の感染症対策指針を設定する。具体的には、国の推奨する入場者制限(瞬間最大収容人数)を5000人から3000人へ変更。出展ブース数を210ブースから130ブースに削減し(最大収容ブース数上限の6割)、余裕を持った会場レイアウトへ変更する。
入場料は一般(高校生以上)1000円、小人(小・中学生)600円。前売券は一般800円、小人500円。
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