ロシア極東ウラジオストクにある和食レストランで28日夜、同国では珍しいマグロ解体ショーが行われた。新型コロナウイルスの流行で日本人観光客は減ったが、ロシア人の間では日本食ブームが続き、店はコロナ前を上回る客入り。予約なしでは入れないほどだ。
北海道で展開する居酒屋チェーン「炭火居酒屋炎」のウラジオストク店に常連客約30人が招かれ、モスクワから空輸した生のインド洋産キハダマグロに舌鼓を打った。
奥沢浩樹総料理長は「コロナ禍で昨年は2カ月休業したが、再開後はロシア人客が9割を占め、売り上げもコロナ前を上回る」と話した。
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