不安をあおる玉川徹が戻ってきた
オリンピック関連の話題をフィーチャーしはじめてからの玉川徹は、持ち場を与えられずに消化不良のムードを醸し出していた。 しかし、前述したようにオリンピック関連から再びコロナ関連にシフトした7月30日以降、「東京オリンピック開始以前の玉川が戻ってきた」と思ってしまうほどの強いコメントを発している。 全国の新規感染者数が初めて1万人を超えた翌朝の30日(金)は、 「菅総理も『危機感を感じている』とは言うものの、出てくるメッセージは『高齢者にはワクチンがほぼ行き渡ったので安心です』みたいなメッセージばかりが届くんですよね。『それでは危機感は届かないだろう』と僕は思います。現実、高齢者は『ワクチンをほぼ打ち終わっているから大丈夫だ』と思っている人が相当たくさんいるんじゃないでしょうか」 と政府の姿勢を猛批判した。 さらに、「一方で重症者がかつて高齢者の中で増えていった時のような医療崩壊とは違う形の医療崩壊が進んでいて、むしろ若い人間にとっては脳卒中とか心筋梗塞とかそういうリスクがあるわけですけども、そういう人たちが十分な医療が受けられないような状況に進んでいるんですね」と、あえて脳卒中や心筋梗塞という具体的なフレーズを使って不安をあおった。 最後は、「じゃあ、どうやったら危機感を共有してもらえるんだろうと。例えば『モーニングショー』を見ていらっしゃる方は危機感を十分持っていらっしゃると思います。ずっと報道を続けてきているので。しかし、見ていない方とか届いてない人には、なかなか届かないんです」という嘆きの表情に。 賛否はさておき、こんな強烈な自負や正当性の主張こそが『モーニングショー』の売りにほかならない。 玉川は2日(月)にも、「金曜日の菅総理の会見は見れなかったもんね。僕ですら『見たくない』って思う。やっぱり今回も質問と答えがまったく噛み合っていないんですよ。危機に瀕してああいうふうに答えないのは不信感しか生みません。むしろ横にいた尾身会長のほうがまだ質問に対して正面から答えているわけですね。『どっちが国のリーダーだ』としか見えないですよ。だから僕はこの未曾有の危機に際して、菅総理という人の総理としての適格性を疑問に思っているんですよ」と、強烈な総理批判を続けた。
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