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Tuesday, April 5, 2022

避難者受け入れは「ショー・ザ・フラッグ」か 20人どう選ばれた? [ウクライナ情勢] - 朝日新聞デジタル

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 尾翼に日の丸を掲げた政府専用機と予備機が、羽田空港に40分違いで降り立つ。専用機に首相特使の林芳正外相が、予備機にはウクライナを逃れた6~66歳の20人が乗っていた。

 岸田首相がウクライナから逃れた人の受け入れを表明したのは先月2日、ポーランドのモラビエツキ首相との電話協議だった。同月24日にベルギーで開かれたG7(主要7カ国)首脳会議でも、「困難に直面するウクライナの人々への連帯を示すため、可能な限り避難民の受け入れに協力し、欧州諸国の負担を共有したい」と訴えた。

 避難者受け入れは首相主導だった。官邸幹部は「ポーランド首相との電話協議の前に決まった。べつにポーランドから言われているわけでもなく日本の発案で決まった」と話す。外務省関係者は「日本は軍事的な支援が限られているなか、貢献策の一つとして首相の思いがある」と話す。

 政権幹部の一人は「実際に来る人は少ないが、国際社会と連帯の姿勢を示すことが大切だ」と強調。首相特使の派遣と政府専用機の搭乗計画を「ショー・ザ・フラッグ(旗を見せろ)」になぞらえる。過去、米国から目に見える貢献を迫られる時に言われた言葉だ。

 また、世論を意識した演出と…

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