米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は22日(日本時間23日)、ベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる「2桁勝利・2桁本塁打」の偉業をかけてブレーブス戦の先発マウンドに上がったものの、七回途中6失点で負け投手となり、快挙達成はお預けとなった。(デジタル編集部)
立ち上がりから面白いように相手打者のバットが空を切った。一回は先頭から2者連続三振、三回は3者連続三振を奪った。スプリットに加え、スライダーも冴えわたり、六回までは1安打。昨季のワールドシリーズを制覇したチームに奪三振ショーを演じる、はずだった。
しかし七回、先頭打者への四球から突如、乱れる。続くオルソンに右翼への2ランを許すと、さらに3連打。アルシアにも左中間へ3ランを浴びた。「ホームランはどちらも失投。甘く入ったらしっかり打ってくるのが上位のチーム」。ナショナル・リーグトップのチーム本塁打(150本)を誇る強力打線に一気に飲み込まれ、4月14日のレンジャーズ戦以来となる6失点を喫した。
ロードとなる敵地・アトランタで金曜の夜に行われたナイトゲーム。味方の援護がないまま、大谷翔平の「金曜ロードショー」は幕切れで暗転した。チームは目下、主砲のトラウトらをけがで欠く。「いいチーム状態で野球ができているかと言われたら、そうではない。その中で、できることを精一杯、一人ひとりがやらないといけない」と背番号17。今季は度々、連敗ストッパーを演じてきたものの、主役の力だけでは限界がある。役者が揃うまでしばらく辛抱が続きそうだ。
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