岡山市中心部で20日開幕した「第22回おかやま桃太郎まつり」。派手なメークと衣装の“鬼”たちによる一心不乱の舞が観衆を盛り上げ、ファミリーフェスタではヒーローショーに子どもらの笑顔がはじけた。各会場で入場制限を設けるなど新型コロナウイルスの感染に気を配りながら大勢の市民が3年ぶりのまつりを楽しんだ。
おかやま桃太郎まつりの来場者に本格的な記念撮影を楽しんでもらうセルフ写真館が20日、山陽新聞社本社ビルの1階ロビーに登場した。同社と、セルフ写真館を運営する「TOCCHI(トッチ)」(岡山市北区磨屋町)が初めて企画した。
うらじゃおどりのこども演舞場が設けられたイオンモール岡山(岡山市北区下石井)では、愛らしい姿を保護者らが熱心に写真に収めた。赤磐市立山陽小6年男児(12)は「コロナ禍で発表の場がなかったので大勢に踊りを見てもらえてうれしい」。
この日のメイン会場となった下石井公園(岡山市北区幸町)では、各踊り連が感染対策で掛け声を抑えながらも息の合ったパフォーマンスを披露。「華舞鬼蜂」代表の会社員男性(50)=倉敷市=は「観客に少しでも明るい気持ちになってもらえるよう笑顔を心掛けた」と汗を拭った。
ファミリーフェスタ会場の山陽新聞社さん太広場(岡山市北区柳町)では、特撮テレビ番組「ウルトラマンデッカー」ショーがあり、子どもらが大歓声。長男(4)と訪れた会社員男性(33)=同市中区=は「コロナ禍もあり、家族で楽しめる大きなイベントは久しぶり」と目を細めた。SDGs(持続可能な開発目標)を楽しく学べるパネル展示もあった。
各会場では客席を例年の半数以下に減らし、受け付けでスタッフが手指消毒と検温を実施。うらじゃファンという会社員男性(39)=倉敷市=は「まつりを開催できただけでも意義深い。これからもずっと続けられるよう願っている」と話した。
山陽新聞社本社に「セルフ写真館」
おかやま桃太郎まつりの来場者に本格的な記念撮影を楽しんでもらうセルフ写真館が20日、山陽新聞社本社ビルの1階ロビーに登場した。同社と、セルフ写真館を運営する「TOCCHI(トッチ)」(岡山市北区磨屋町)が初めて企画した。
ストロボとカメラがセットされ、リモコン式のシャッターで自ら撮影。うらじゃおどりの参加者や家族連れらが思い思いのポーズを取って写真に収まった。知人らと4人で撮影した会社員女性(57)=同区=は「みんなで飛び跳ねて撮るなどして楽しかった。夏のいい思い出になった」と話した。
21日も午前10時半~午後6時に開設。料金は5分間の撮影時間で1人当たり500円。
からの記事と詳細 ( 一心不乱“鬼”の舞 躍動うらじゃ ヒーローショーに子どもら笑顔:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル )
https://ift.tt/zpnQLvE
No comments:
Post a Comment