【カタール・ワールドカップ(W杯)最新ニュース】W杯グループB第1節、イングランド対イランが開催。
カタール・ワールドカップ(W杯)グループB第1節のイングランド対イランが21日に開催され、6-2でイングランドが大勝した。
7大会連続16度目のW杯出場となる前回大会ベスト4のイングランドと、アジア最終予選首位通過で3大会連続6度目の出場を決めたイランが相まみえた。
当初は多様性と包括性を推進する「OneLove」活動のため、欧州7カ国と共に虹色のキャプテンマークをハリー・ケインが着用予定だったイングランドだが、FIFA(国際サッカー連盟)からイエローカードやレッドカードなどの処分が下される可能性があったため断念。一方、キックオフ前にイングランド選手たちは、人種差別反対の意思を示す片膝立ちのポーズを取った。
ケイン、スターリング、サカの3トップで臨んだイングランドが積極性を見せた序盤、イランにアクシデント。頭部を痛めたGKベイランバンドが脳しんとうの影響でプレー続行不可能となり、20分にGKホセイン・ホセイニとの交代でピッチを後にする。
ハーフタイムにかけてもイングランドが攻勢に出る。31分に右CKからマグワイアがクロスバー直撃のヘディングシュートを放つと、35分にはニュースターの一撃で先制する。ショーが左サイドから上げたクロスに、攻撃参加したボランチのベリンガムがヘッド。これが決まり、ドルトムントの19歳MFジュード・ベリンガムのW杯デビュー弾でスリーライオンズが先手を取った。
さらにイングランドは続く43分にも若手が魅せる。左CKをファーのマグワイアが頭で落とすと、これをサカが左足ボレー。ゴール右上にシュートを突き刺し、21歳のアーセナルFWブカヨ・サカが同じくW杯デビュー弾を記録してリードを広げる。さらに前半アディショナルタイムにはケインが右サイドからクロスを入れると、正面で合わせたスターリングがW杯初ゴールを記録し、3-0として試合を折り返す。
迎えた後半もイングランドが試合の主導権を掌握。すると62分、ボックス左で仕掛けたサカがカットインから左足でのシュートを沈め、4-0とする。それでも、イランは65分にワンチャンスを決めきる。正面に走り込んだタレミがゴリザテからの縦パスをダイレクトシュートで流し込み、一矢を報いる。
それでも、イングランドは71分にケインのパスからボックス右へ抜け出した途中出場のラッシュフォードが冷静なフィニッシュで5点目を記録する。さらに45分には同じく途中出場のグリーリッシュがカラム・ウィルソンのラストパスからダメ押しの6点目を挙げる。試合終了間際にはストーンズのPK献上からタレミに1点を返されたイングランドだが、そのまま6-2で大勝。FIFAランキングでアジア首位に立つイランに格の違いを見せつけ、白星発進に成功した。
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