23日にオリジナル楽曲「POPPY」で日本デビューする、6人組ガールズグループSTAYC(ステイシー)が21日、都内で、日本初のショーケースを開催した。

同グループは、20年11月に「Star To A Young Culture」で韓国デビュー。グループ名は「Star To A Young Culture」の略で「若い文化をリードするスターになる」という意味が込められている。

日本の「SWITH」(ファンの通称)と初対面となり、6人の姿が見えるとファンからは悲鳴がもれた。念願の日本デビューに、リーダーのスミン(21)は「本当にこの瞬間を待っていたので、日本デビューできることになり幸せですし、とっても楽しみです。私たちの『POPPY』を好きになっていただけるとうれしいです」と呼びかけた。

日本デビュー曲「POPPY」について、シウン(21)は「『POPPY』は『POP』と『HAPPY』を組み合わせた言葉で、幸せな気持ちと人を愛する気持ちをPOPとパチパチ弾けているように表現した曲です。聴いてくださっている方々にもパチパチ弾けるようなエネルギーを感じていただけたらうれしいです」と紹介した。

今年9月に日本公式ファンクラブが設立されたが、会員募集と同時に、アクセスが集中しサーバーが一時ダウンするほど、日本デビュー前から注目を集めている。日本について、アイサ(20)は「元々日本は好きでしたが、来てみたらもっと好きになりましたし、行ってみたい場所は、日本の雰囲気を感じられる町に沢山行ってみたいです。食べてみたい食べ物はうなぎ丼を食べてみたいです」とニッコリ。

セウン(19)は、好きな日本語について「『ドキドキ』と『大好き』です。ドキドキはワクワクした気持ちを表現した言葉ですが、とってもかわいくてときめく感じがあると思います」と話した。

デビュー時より、韓国では多数の音楽賞を受賞。6人全員がビジュアル担当ともいえる美貌と、独特な音色で日本でも注目の存在だ。今後の日本での活動にも期待がかかるが、ユン(18)は「日本にもっとたくさん来て、日本のSWITHとももっと沢山会いたいですし、ファンミーティングをやって、近くで日本のSWITH皆さんと会いたいです」。アイサは「ファンソングを作って、みなさんと一緒にミュージックビデオを作りたいです」と心待ちにした。ジェイ(17)は「日本のバラエティーに出てみたいです!特にしゃべくり007」と具体的な目標を明かした。

スミンは、SWITHへの思いを手紙にしたためた。「私たちは日本デビューが1つの夢でした。その夢がみなさんのおかげでかないました」と感謝し、「今日ステージに立って新たな夢ができました。それはSWITHともっと幸せな思い出を作っていきたいという夢です」。その上で「すべての事に感謝し、SWITHの皆さんと、これからもずっと一緒にいられるようにもっと頑張ります。約束します。今日は本当にありがとうございました」と言葉に力を込めた。

ショーケースは約1時間半で、「POPPY」や代表曲「ASAP」の日本語バージョン、「RUN2U」など全5曲を披露。約2300人を”POPPY”に包み込んだ。