2023年04月06日07時58分
【ニューヨーク時事】北米有数の自動車見本市「ニューヨーク国際自動車ショー」が5日、開幕した。世界的な「脱ガソリン車」の流れを受けて需要が伸びている電気自動車(EV)をはじめ、新モデルがそろい踏みした。前年に続き、EV専用の屋内コースを設置。主催団体のシャインバーグ会長は「多くの来場者にEVを体験してほしい」と話した。
EVでは、欧米大手ステランティス傘下のブランド「ラム」が、ピックアップトラック型の「1500REV」を披露。1回の充電で500マイル(約800キロ)走れる大容量電池を搭載できる。日産自動車はSUV型「アリア」を展示。電動四輪駆動(4WD)技術を搭載し、悪路でも安定した走りを保てる。
韓国・起亜自動車はSUV型の「EV9」を公開。米政府の税優遇の適用を受けられるよう、米国内で生産する方針だ。
EVへの注目度が高まっているとはいえ、米市場では依然、ガソリン車が圧倒的多数を占める。SUBARU(スバル)は主力SUV「クロストレック」に特別仕様車を投入。頑丈な車体でオフロードも走れることから、アウトドア好きに売り込む。燃費の良いハイブリッド車(HV)も人気だ。トヨタ自動車は3列シートSUV「グランドハイランダー」を出展。燃費の良さと力強い走りを両立させたHVモデルも用意した。
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