2020年10月04日09時53分
【ワシントン時事】新型コロナウイルスに感染し入院したトランプ米大統領(74)について、メドウズ大統領首席補佐官は3日、米メディアに病状は予断できないとして「次の48時間が非常に重要だ」との認識を示した。専属医は記者会見で体調の良さを強調したが、依然楽観できないという見方が強まっている。
トランプ氏、再選にらみ景気回復前のめり コロナ感染防止には消極的
トランプ氏は3日、ツイッターに約4分間の動画を投稿。病状について「次の数日はどうなるか分からない。正念場になる」と述べた。「体調は良くなり始めた」とアピールし、「きっと良い結果になる」と回復に決意を示した。
メドウズ氏は、健康状態に関するいくつかの数値が過去24時間「とても憂慮すべき」状況だったと指摘。「完全な回復への道筋はまだ見えていない」と明かした。
また、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)はトランプ氏が2日にホワイトハウスで息苦しくなり、酸素吸入を受けたと伝えた。このことが入院の判断につながったとしている。
3日に記者会見したコンリー医師は、トランプ氏が酸素吸入を受けたか再三質問された。しかし「今この時点では受けていない」などと述べ、明確には否定しなかった。
コンリー医師は会見で、発熱や呼吸の困難はないとし、心臓、腎臓、肝機能などは「すべて正常」と説明。治療薬「レムデシビル」の投与を5日間継続する計画を明らかにする一方、退院時期は慎重に見極める考えを示した。
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