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Monday, March 29, 2021

レクサス初の新型店誕生! なぜ高級ブランド密集地域にタワーショーケース店舗を展開? - くるまのニュース

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2021年3月12日、トヨタモビリティ東京は世田谷区内にタワーショーケースを備えた「レクサス等々力」をオープンさせました。レクサス初となるタワーショーケースとはどのようなものなのでしょうか。

なぜレクサス初のタワー型店舗が誕生したのか

 トヨタの高級ブランドとして、日本では2005年から展開されているレクサスブランド。
 
 2021年3月12日には、東京の販売会社となるトヨタモビリティ東京が世田谷区にタワーショーケースを備えた「レクサス等々力」をオープンさせたといいます。どのような店舗なのでしょうか。

トヨタモビリティ東京が新たにオープンしたタワーショーケース店舗の「レクサス等々力」。夜にはライトアップされる
トヨタモビリティ東京が新たにオープンしたタワーショーケース店舗の「レクサス等々力」。夜にはライトアップされる

 レクサス等々力がオープンしたのは、都内でも高級ブランドが多い世田谷区の環状八号線沿いです。

 元々は、中古車専売店の「レクサスCPO世田谷」があった場所ですが、新車・中古車併売店として新たにオープンしたといいます。

 近隣には、「レクサス用賀」「レクサス二子玉川ライズ」や、競合ブランドが多く点在しますが、なぜ新店舗オープンに加えてレクサスとして全国初となるタワーショーケースを採用したのでしょうか。

 トヨタモビリティ東京は次のように説明しています。

「世田谷区は、都内23区最大の人口・世帯数を誇り、なかでも店舗を構える中町は人口流入の伸びが顕著であり、今後も大変有望視される市場です。

 環状八号線の西部エリアは、プレミアムマーケットの最重要エリアとして当社も出店を強化しており、レクサス等々力の完成をもって、既存店舗と合わせ環状八号線のほぼ半周をカバーするレクサスネットワークが完成します。

 また、近隣にある輸入車ディーラーとのシナジー効果が期待でき、プレミアムブランドの店舗が密集することにより、エリアのブランド力と集客力の向上を図ります」

※ ※ ※

 では、タワーショーケースを採用した理由には、どのようなものがあるのでしょうか。

「新中併売化に伴い、屋外には45台の中古車展示場を設置、さらに新車展示には、レクサスとして全国初となる『タワーショーケース』を採用しました。

 高さ約15m、4層の前面スケルトンタワーに4台の車両を展示可能で、お客さまのご要望に応じて車両を引き出すことができます。

 タワーショーケースを採用した理由は、輸入車ディーラーが軒を並べる環状八号線前面への存在感と、視認性の向上です。

 また、地域の建築規制により、屋内の新車展示スペース確保が困難だったため、展示能力向上策として採用しました」

※ ※ ※

 なお、タワーショーケースは、夜間にライトアップされる一方で、背面からの光漏れを防ぐなど、近隣の生活環境に配慮されています。

 環状八号線を走行していると、現れるレクサスのタワーショーケース。全国のレクサスに先駆けて採用された店舗は、今後のレクサスブランドを象徴する存在となるのか期待されます。

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