この秋、開催される予定だった東京モーターショー2021は、残念ながらオンラインも含めて中止。そこでレスポンス編集部はアンケートで「もし東京モーターショー2021が開催されていたらどんなクルマが注目を集めた?」という妄想のお題を投下。集まった読者の“東京妄想ショー2021”の展示車両を紹介。今回は、ホンダくくりで。
やっぱりホンダといえば、2座スポーツカーを熱心につくっていた時代の再来を想像する声が多い。たとえば、『S2000』や『NSX』といった、走り屋の心に火をつけたクルマたちの再来を望む声もいろいろ。
読者の“東京妄想ショー2021”の展示車両イメージのなかには、「新型 次期S2000コンセプト。シンプルに、運転を楽しむために。1.5Lターボハイブリッドの軽量FRスポーツを提案」という声も。もうこの一文だけでも、めちゃめちゃほしい。
ホンダS2000は、1999年に登場したホンダのピュアスポーツカー。ソフトトップに剛性を高めたロングノーズボディ、直列4気筒 DOHC 2リットルVTECエンジンをフロントに置き、後輪を駆動させるFR車で、ホンダFR車としては『S800』以来の29年ぶりのモデルとしても注目を集めた。
レスポンスは春に「ホンダ S2000 後継モデルは2023年に出る? タイプRは? デザイン大予想」という記事を公開し話題を呼んだ。当時は、「後継モデルのパワートレインは、シビック タイプRから流用される2.0リットル直列4気筒VTECターボエンジンを搭載し、最高出力は350ps以上を発揮、駆動方式はFRが有力だ。またボディにはカーボンファイバーを多用し、軽量化を図るとともに、強力なコンパクトスポーツが期待できそうだ」と想像していた。
ホンダ NSX(東京モーターショー2019)◆完全電動化するNSXを想像する読者も
ホンダがつくるピュアスポーツカーといえば、もうひとつ。誰もがあこがれた『NSX』だ。こちらもS2000と同じく2座スポーツカーであるものの、NSXはV型6気筒 DOHC 3リットルVTECエンジンを2座の後ろにミッドシップで置き、後輪を駆動させるMR車。
2016年以降のNSXは、前輪に各1個、エンジンに1個の3個のモーターを組み入れたハイブリッドモデルとして登場。そこへ、「ことし東京モーターショーがあったらこんなNSXが出てたかも」と読者が想像したのが、「NSX-EV。電気スーパーカーNSX-EV」だ。
この話題でもレスポンスでは「NSX 後継モデルは「ホンダe」ベースのEVスポーツカー!? 2023年登場の噂」なる記事を公開したところ、やっぱり話題に。
記事には、「ホンダeをベースとしながらもロー&ワイドを強調した2ドアクーペのスタイリングとした。ホンダeと同様にボンネットフードセンターに充電ポートを装備。サイドミラーもホンダeと同じくデジタルミラーが採用されるだろう」という大胆予想も。
S2000にNSX。どちらもホンダピュアスポーツカーの歴史に名を刻む名車たち。読者の想像が当たるか、想像を超えるマシンが出てくるか。楽しみ。
ホンダ(東京モーターショー2019)からの記事と詳細 ( ホンダ S2000&NSX、復活の期待が熱い…想像東京モーターショー2021 - レスポンス )
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