ドジャースは先発クレイトン・カーショー投手が快投とはいかなかったものの、着実に得点を稼ぎ、好継投で連勝を8に伸ばした。勝率も今季絶好調のア・リーグ東地区首位ヤンキースを0・001上回り、メジャートップとなった。

ナ・リーグ西地区首位のドジャースは、初回にフレディ・フリーマン一塁手の適時打で先制点を挙げると、3回表に逆転されたものの、同回裏にギャビン・ラックス二塁手、マックス・マンシー三塁手、トレイス・トンプソン左翼手が適時打を放ち、3点を奪取。5回には2ランを許して追いつかれたが、7回に指名打者ジェイク・ラムが適時二塁打、ラックスが適時打、トンプソンが適時二塁打を挙げ、勝ち越した。

投手陣では、サイ・ヤング賞3回を誇るカーショーが4回1/3を投げて、5安打4失点、2四球、6三振と制球が乱れたが、中継ぎ4投手と守護神クレイグ・キンブレル投手が無失点の好継投。カーショーは「今日はチームとしてとても良いプレーだった。ブルペンは素晴らしかった。1度も失点を許さなかった。シリーズを通じてそうだったが、今日の攻撃陣も信じられないほど素晴らしかった」とたたえ、「私以外の全員による最高のチームの勝利だ」と語った。(AP)