第56回おたる潮まつりの最終日7月24日(日)は、大勢の人々が会場を埋め尽す会場で、約3,000発の花火が、20:00から50分ほどの間、潮の夜空に打ち上げられた。
新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、感染を気にかけながらも、3年ぶりの祭りにテンションも上がり、打ち上げ前から会場周辺には、見物場所を確保ため、花火大会を心待ちにしていた多くの人が訪れてた。
3年ぶりの潮花火は、スターマイン・早打ち・ワイドスターマインなど、約3,000発が次々と打ち上げられ、最後は、小樽市制施行100年を記念して、夜空に大輪の花咲く三尺玉で締めくくられた。
初の試みとして、花火終了後の会場上空で、700機のドローンによるPokémonGOスペシャルショーが繰り広げられた。「大冒険しようぜ 夏」をコンセプトに、最大で高さ100m・横幅200mにも及ぶ、光と音のスペクタルショーに期待が高まった。
花火前の実施を予定していたが、ドローンのトラブルで花火の後の変更にも間に合わず、花火終了後、一旦中止がアナウンスされたが、21:20に急遽ショーが始まったので、帰宅しようと思っていた人々にはサプライズとなった。
月見橋では、まだ花火見物をした人が残っていて、ドローンが飛び立つ音に気づくと、始まったショーをスマートフォンで撮影しながら、ピカチューやリザードンなど、キャラクターが夜空に浮かび上がるたびに歓声が沸いた。
会場周辺は、帰宅する人や車で混雑が続き、ステージでは閉会式が行われ、おたる潮太鼓保存会による打演が祭りを締めくくった。
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