大阪・中之島の堂島川に8日、世界を旅する高さ約9・5メートルの黄色いアヒル「ラバー・ダック」が登場した。水都・大阪の冬の風物詩「中之島ウエスト・冬ものがたり2022」が9日から、ほたるまち港(福島港、大阪市福島区)をメイン会場に始まるのを前に設置された。
「ラバー・ダック」はオランダ人芸術家フロレンタイン・ホフマンさんが制作した巨大なアート作品。国籍や年齢、人種など背景の違う人々に癒やしを与えることをコンセプトに、これまでに欧州や中東、北米、南米など世界中の地域を巡っている。
堂島川の水を高さ約10メートルまで噴き上げた噴水10本をLEDライトで彩り、音楽に合わせて高さを変化させるエンターテインメントショー「中之島ウォーターファンタジア」の試験点灯も行われた。
イベントは、朝日新聞社など周辺企業でつくる連絡会が主催で25日まで。「ラバー・ダック」のライトアップは午後5時から10時、噴水のショーは午後5時から9時までで、15分ごとに行われ1回約5分。(西畑志朗)
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